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ドイツ製中国テンション 掴ませるタイプ「LOKI ARTHUR EUROPE」

元男子中国代表で、独創的なペンホルダースタイルで世界チャンピオン等の輝かしい実績を誇る「王皓」氏が監修したメーカー「LOKI」から登場しているテンションラバー「ARTHUR EUROPE」です 中国系のメーカーとしては珍しく、ドイツ系の技術を前面に出したテンションラバーとなっています

  

一見すると「XIOM」の人気ドイツテンションラバー「ヴェガヨーロッパ」と似た様なパッケージデザインですが、こちらはヴェガシリーズの特徴的な「V」の字が真ん中に来ていないので判別しやすいデザインです ただパッケージの質感は似てますね 間違える程酷似しているデザインではないですが、カラーリングなどはかなり意識している事が窺がえます

    

ロゴがやや大きいですね 中央に目立つように名前が入ってます メーカー表記ではスポンジ硬度は「39°」となってます スポンジですが、XIOMのラバーに広く採用されているカーボスポンジとかなり酷似しています ヴェガヨーロッパと比較するとARTHUR EUROPEの方が明らかに重量がありますね トップ仕様程ではないですが、ソフトスポンジではないです 中間硬度~やや硬め程度ですね しっかり力を加えると食い込みますが、軽い打球で容易に食い込むスポンジではない硬さですね シートはほぼ粘着は無く、ややしっとりとしている位ですが、マットに近いかな という印象 摩擦力を活かして回転をかけるタイプでは無く、強く打球して掴ませて回転をかけていくタイプです なので回転をかけ方を選ぶラバーですね

弾性はドイツ製のスポンジを採用しているらしく、良好な弾みを有していますが、際立ったものではないですね 軽く掴んで飛び出していきます やや直線が強い傾向ですが弧線が作りづらい程ではないです 前に飛ばし易いですがスピードや飛距離は物足りなさがある印象です ドイツ系のテンションとしてみるとミドルスペックの前時代的なスペックに収まってますね 使いづらいタイプでは無いです 気になる点としてはやや重量がある点ですかね トップ仕様のドイツラバー程ではないですが、このクラスのラバーとしては重さがあるので、総重量が気になる所です 回転性能はそれ程高いものではなく、食い込ませてドライブを打つ場合にはグッと掴んで回転をかける事が出来ます 回転のかけやすさと威力のバランスはまずまず取れていますが、際立ったものではないですね 威力やスピードを求めるタイプのラバーではないです 台上やサーブなどの小技に関しては打つ分には飛び過ぎる事が無いですが、シートの関係で掴んでから飛び出すので、少しやり辛い部分がありますね 当てるだけで飛ぶラバーではないですが、掴んで飛ぶ打球感が好みの分かれるものとなってます 細かい部分で回転をかけるには慣れのいるラバーですかね

粘着は皆無なので、一般的なドイツ系テンションラバーテイストなものですね 程良い弾みと食い込みの良さが特徴です やや重量があり、威力が少しだけアップした中間硬度~やや硬いラバーといった印象です 極端に弾みすぎる事が無く、掴みの良さがあるのでドライブは打ちやすいですが、球離れはそれ程早くないですね 掴みを重視してしっかりと回転を加える事に適しています 際立ったスペックを有するラバーではないですが、シートに引っ掛かりや摩擦力が無いので回転を加えるのに慣れが要る点がネックです 使いやすさの中に威力を上げる事が出来るラバー といった所ですかね

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