DONICにおける「ACUDA BULE」シリーズの位置付けは「BLUE FIRE」シリーズがトップで、その次に位置するラバーとなっています ACUDAシリーズの特徴としては「回転のかけやすさ」「弧線弾道」等による安定性の高さが魅力のラバーとなっています この「ACUDA BLUE P1 TURBO」はスポンジの弾性を限界まで引き上げたモデル(メーカー表記)となっているタイプです
前シリーズの「ACUDA」は黒を背景にした目立たないパッケージでしたが、今回の「ACUDA BLUE」シリーズは「BLUE」の名の通り、青系のパッケージとなっています パッケージはかなり目立つ質感で光るタイプですね 「P1 TURBO」の文字が黄色なのは前作の「S1 TURBO」と同様です スペック的には「ACUDA BLUE P1」と同じですが、こちらの方がスポンジ硬度がソフトになっています(BLUE P1 TURBOは47.5° BLUE P1は50.0°)
ラバーの質感は非常に良いですね 価格帯に見合ったラバーといった印象です それ程ツヤの無いシートです ガチガチとまではいかないですね 47.5°のラバーとしては極端な硬さを感じず、軽い食い込みがありますね トップ仕様のずば抜けた弾性と飛び出しの早さ というのは抑えてあるラバーです とはいえ弾性は非常に良好で、安定性を重視したタイプのラバーとしては回転のかけやすさとスピードのバランスが取れているラバーですね 回転性能も良好です 台上やサーブ等で気を使う部分はあるものの、総じて扱いやすいトップクラスに位置するラバーです
弾道は弧線が作りやすいラバーで、プラスチックボールでの打球でも非常にグリップするシートです 球質にクセはないですが、回転量と弧線が特徴です 打球時にしっかりとボールを掴むため、ドライブのコントロールが非常にしやすいラバーとなっています 弾性や飛距離も十分ですね ACUDAシリーズはラリーでの安定性に威力を発揮するラバーですが、ACUDA BLUE シリーズとなってからは更に威力のアップに成功しています プラスチックボール時でも回転のかけ易さを維持できているのは非常に大きいですね
BLUE FIRE シリーズの次に位置する という扱いのラバーですが、性能面は非常に優秀で、攻守のバランスやラリーでの安定性を求める場合には非常に良いラバーとなっています 47.5°という、トップ仕様のラバーに多いスポンジ硬度を採用していながら、打球感が硬すぎずに食い込ませやすいのも良いですね プラスチックボールでの打球でもグイッと掴むので、回転のかけやすさは特徴です 価格がやや高額なのはネックですが、少し下がった位置から打ち合う際に安定性と威力のバランスを最重視するラバーとしては良いラバーといえますね