ボールをつかんで変化させる 「アームストロング ロジン」3.5mm(厚相当)

国産卓球メーカーでは老舗の「アームストロング」ですが、最近ではラージボールのメーカーとしての方が認知度は高いようです 同社の代表作「アタック8」を筆頭に「表ソフト」の種類が豊富なメーカーで、用途に合わせてスポンジの仕様を変えている等、表ソフトに対するこだわりが感じられます 表ソフトに粘着を持たせるという珍しいラバー「ロジン」は硬式では1種類のみですが、ラージ用では2種類展開されています

 

ロジン (3)   ロジン (4)

 

パッケージは日本の物ではあまり見かけないカラーリング&デザインですねえ ちょっと前時代的な感じもします 特に「ロゴ」のデザインが昔懐かしいですね ロゴだけ「金」であしらわれています 硬式は「ハイソフトバージョン」という物のみで、スポンジ硬度はメーカー表記で「40度」です 「ハイソフト」というだけあって、打球感は相当柔らかく、表ソフト全体でみても球持ちがかなり良いラバーとなっています

 

ロジン (1)   ロジン (2)

 

シートはやや抑え目でツヤのない色です 粒が小さく、間隔が離れているのが特徴的ですね 粒の形状は台形+円柱で粒がかなり軟らかい感じます 1.0mmという粒の高さは通常の表と同じ高さではありますが、この粒の軟らかさは他の表ソフトはにない独特な打球感を獲得しています

 

球離れは表ソフト中でもかなり控えめです ラバーがボールを吸収してしまうような印象でが非常によく止まり、ボールを短く返球する事が可能になります これが最大の特徴です 粒の高さの割にテイストは「変化系表」です アタック8の方が粒が高い(1.2mm)割にスピード性能が優れていましたが、ロジンはスポンジがかなりボールを掴まえてしまうので、初速性能は高くないですねえ 弾いてもスピードはそれほど出ない印象でした 弾道は表らしいボールにはなるんですが、距離が出ないのがネックでしたねえ スポンジの軟らさと粒の設計が、距離が出しづらいラバーになっている印象です

 

スピードは強打でもかなり強めに弾いてなんとか出る程度ですが、代わりに細め+軟らかい粒が「クセ球」を可能にしています 低めの粒で打球時に倒れるような感覚が手元に伝わるので、従来の表の感覚で使用するとかなりの違和感を感じますね 変化が出やすい割に滑りがないので、変化系としてみると扱いやすいラバーです 回転性能は変化系としてみればかかるほうかなあ 表としてみると物足りないですね ラバーの設計上、まずまずではないでしょうか 攻撃時はスピードが出しづらい為に自分から打っていきにくいラバーですが、これが「ブロック」等の守備的な技術になると非常に優れた性能を発揮するんですよねー ボールをつかんで短く返球できるので、非常に打ちづらいボールになります 加えてナックルも空中で揺れるようなボールになるので、やりづらいボールになっていましたね 台上での打球はフリックが飛ばしづらい為、ちょっとやりづらさがありましたが、それ以外は確実に返球できるので安定性はかなり高いですね

 

見た目は通常の表ですが、打ってみると「変化系」そのままです アタック8より攻撃性を抑えて、変化や守備がより重視されている印象を受けました メーカーが「裏面用」と書いている通りのイメージですね シェークバックでの使用が一番特性を活かしやすいラバーです 当てるだけでもボールが良く止まるので、ブロックに関しては抜群です 加えて変化も強力なナックルが出るので、安定性と変化が特徴的でした スピードが出ないので、自分から打っていくラバーではないですね ピッチでクセ球を活かすプレーの方が向いているラバーです 粒高よりはスピードは出るので、粒高では物足りない方にはおススメですね 粒高より使いやすく、表よりは変化も出る 変化系としてはバランスが良いラバーです




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