紅双喜の看板ラバー「キョウヒョウ」シリーズの省用バージョンである「省狂」です 「NEO」シリーズの登場により、少し影が薄くなってきていますが、省用バージョンは弾みや回転性能が一般用と比較すると一段階グレードが違う為、一般的な粘着ラバーとは一線を画すものとなっています
一般用のキョウヒョウと比較するとペラペラな紙製パッケージです NEO省狂と比較するとスピード面では一歩譲る感はありますが、回転性能に関してはこちらの方が抜群に優れている印象です
「紅双喜」社のシートの粘着が一般用でも綺麗なのですが、省狂ともなると更に品質が良くなり、非常に均一が取れています NEOも含め省用の粘着ラバーは粘着の質が良いので、通常の物より寿命が長いですね 弾みの劣化もそれほど早くない為、さすが「省用」といった印象です
省狂はカット前が「六角形」である事以外はフツーのキョウヒョウと同じなので、試合前に当たったとしても「省狂」や「国狂」は見分けつかないです 違いが出るのはやはりボールの「質」ですね 同社独特の「クセ球」はそのままにボールが重くなる印象がありました 後は弾みですかね 木材七枚合板(クリッパーウッド)での使用でしたが、ノーマルでは物足りない弾性が省狂では補われており、安定性と威力の両立が出来ました 「40」度という事で少し硬めですが、ラケットが極端に硬いものではないので、扱いづらさはそれほど感じませんでしたね
粘着テンションでは飛びすぎる、非テンションでは物足りない方におススメです 回転性能は抜群にいいですね 一般的な強粘着系よりは良く弾むラバーなので、ラケット次第でスピードも補えます ノーマルでも十分質の高いラバーではあるのですが、省バージョンはスペック面が一段階グレードアップしており、より死角のないラバーに仕上がっています NEO省狂はソフトな打球感とスピードが魅力ですが、省狂は重い回転のボールと強粘着らしいがっちりとした硬い打球感が魅力ですね やはり省用は一味違います(o^-‘)b