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木材の打球感とカーボンの硬さのバランスがよい
「AVALOX 馬文革CARBON」

質の高いスウェーデン製ラケットを多数出しているメーカー「AVALOX」から 同社にしては珍しい「特殊素材系」のラケット「馬文革カーボン」です 実はこの「AVALOX」 メーカーに「許紹発」氏が携わっていたようです 「許」氏は前に記憶だけで書いてしまった事がありますので、「許」氏について掘り下げていたところこの事実がわかりました 90年代には中国代表選手が多数使用していた「P700・500」シリーズ等は現在でも販売されていますので、ラケットとしての信頼性は高いです

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 合板構成は「5枚+2枚カーボン」とベーシックな構成です 中心が赤く、「SITGA」の「クリッパーシリーズ」ような外観が特徴的です ブレードサイズは 163×150mm程度と中国式にしては大きめです グリップは85mm程度です グリップが少し太いので、手が小さい方には少し手に余る感じですね 板厚は6.0mm程で、ここ最近の平均的な厚さのラケットとなってます

 

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重量が「約85~90g」(メーカー数値)とここ最近の平均的な重さですが、ブレードが大きいので、ラバーを貼ると結構な重量感がありました カーボンが薄目なので、打球感が硬くなりすぎないのがいいですね~ 普通に打球する分には木材を少し硬くした程度の打球感です 強めに弾くとカーボン独特の強い弾きがあり、威力が出しやすくなってます 球の離れが強く弾いた時には速く、軽めに打球したときには速くなりすぎない、とカーボンラケットにしては木材との打球感のバランスが非常によく取られている印象でした

スピードがよく出る割にコントロールもしやすいので、カーボン系にしては扱いやすいですね テンションとの相性は特に良かったです カーボンラケットは打球感の関係から「中国ラバーと合わせにくい」事が多いのですが、これは木材にかなり近い為 多少硬めの中国ラバーなら問題なく使用できる感じでした カチカチで手に響く感じではなかったですね 紅双喜のようなラバーだと低めの硬度で使用するとバランスが取りやすくなります

個人的に「AVALOX」は長く使用していたので、表ソフトも使用してみましたがやはり表との組み合わせはやはり良かったですね 「P500」はノングルーになり、弾みが物足りず使用をやめていましたが、このラケットなら使用したいですね 刻印の問題がありますが・・・・・ 非テンション中国表(国球 超音速)でも弾みは良かった為、テンション系ではスピードの問題は解決できますね 強く弾いた時はカーボンらしい直線的でシャープなボールが飛び、軽・中打やショート、台上等の細かな技術の際には飛びすぎない 攻守のバランスのとりやすさも魅力でした 国内では制約はありますが、優れたカーボンラケットですね やはり「AVALOX」のラケットは質と実用性を兼ね備えたラケットです∩(´∀`)∩

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