「729製」というと、「使いやすい」物が多いのですが、反面「威力不足」な感が否めない物も多い印象がありました この「ORIGIN」は「729製」の使いやすさはそのままにスピード性能や弾みを大きく向上させた、新しい「729」のラバーに仕上がってますね
パッケージもいままでの「729」に比べ、少しだけ目立たせるようにデザインされているように感じます 特徴的なのは通常の「四角形」ではなく「長方形」のパッケージですね かなり大きく目立っています 中のラバーは通常の四角です 硬度が数字ではなく、「中軟」「中硬」等で表記されています(今回は中軟を使用)
パッケージに「超粘」とあるとおり、「微粘着」が多い同メーカーにしてはかなり粘着は強めです(紅双喜に比べると弱め) 軟らかさの中に弾力があり、ボールをつかみながらもしっかりと弾き飛ばす印象のラバーですね 今までの729製と比較すると明らかに弾む上に強い粘着が回転をかけやすくしており、スピードを落とさずに回転性能も向上しています
今までのラバーに比べて飛ぶようになったため、スピード不足はほぼ改善しています ボールの質は「クセ球」というよりきれいな弧を描きますね 伸びのあるシャープなボールが出る印象でした 適度に軟らかいので食い込みすぎる事がなく、インパクト時に潰れすぎないのも良かったです これがハードヒット系の技術もやりやすくしていますね ドライブ系においてもスピードと回転のバランスが非常に高いレベルで取られていますね~ いままでのラバーから大きく性能が進化している印象がありますね
個人的には特殊素材との組み合わせで完全に威力不足は改善できる印象でした 硬めのカーボン(JUIC OPT-C)ややや弾みを抑えたカーボン(国 球 C-2)等で使用していましたが、打球感が硬すぎる事もなく弾みも良くなるのでやや下がり目でも威力が落ちない印象がありましたねー レシーブや台上で弾みすぎる事がないのも好印象でした
使いやすさはそのままに威力やスピード等の性能を向上させているので、フォアバックをあまり選ばないラバーです バックの場合でもショートやブロック等、安定させつつも威力が出しやすいラバーで、すべての技術がバランスよくできる印象でしたね 隙のないラバーになってます 従来の729製ラバーよりやや強くした粘着が回転性能も向上させているので、ドライブ・サーブに威力を発揮します 今までのイメージを払しょくする優れたラバーですね (o^-‘)b