中国の大手メーカー「729」のラバーの中で一番「使いづらい」かもしれないラバー「563」です このラバー「半粒」でありながらかなりの認知度を持つラバーで、トップクラスの選手も使用する実績があるほどのラバーですね 表ソフトの「スピード」と粒高の「変化」がバランスよく、非常にクセのある球が出ます
新パッケージはかなり明るいカラーリングのデザインとなってます 旧バージョンに比べ、目立つ仕上がりになってますね。 今回は「35度」の硬度を使用です 打球感が同社のラバーらしく非常にソフト、球を持って弾く感じですね 半粒らしくすべりがややあるかなあ、という感じで他社の半粒と比較するとこれはかなり打ちやすいほうに入ります いい意味で「半粒らしくない」です
「729」製の表の赤は非常に鮮やかなカラーをしています これは中国系の表ソフトでは珍しいですね シートは旧バージョンと見た目は変わっていないように見えますね 説明によるとラバーの寿命が約2割ほど伸びているようです 打球感がやわらかいため扱いやすいですが、このラバーの真価は「変化」です 打球すると非常にゆれるボールが出るため、受けるほうは返球にかなり苦労します通常の半粒よりボールが変化するように感じます 通常の半粒はすべりが強すぎたり、スピードや変化が足りなかったりと一長一短が顕著に現れるんですが、このラバーは打球感のよさと1.8mmという厚さの割りに出るスピード、半粒にしては比較的すべりが少ないなど大きな特徴がでています。 使いやすさとクセ球のバランスがかなりいいですね フォアで使用するようなラバーではないので、異質バック用だと思います 使いこなせるとかなり強力なアイテムです
カットはもう少し薄くして、やや弾みを押さえたラケットにすればできるだろう、という感じです 受けると低いシャープな表らしいカットボールが飛んできます 通常の表と違うのはやはり「変化」でしょうか 押し気味にレシーブしたりするとボールが変化するので、通常の表カットでのレシーブよりやりづらくなりますね しっかりと弾けばスピードも出るため、高いバランスが取れているといった印象です
速いボールが打てる上に変化をするので、受ける側としてはかなりいやですねぇ バックを早いタイミングで合わせられるのはかなりやりづらかったです あまり回転をかけるようなラバーではないですが、やれないことはない・・・・・ですかねえ 相手の回転は「利用」しやすいですが・・・・・ このラバーは「変化とスピード」がほかの半粒とは一線を画しています 半粒の中では使いやすい方でもあるので、お勧めですね