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シリーズを一本化+日本製テンションとして登場「ミズノ ブースターJP」

長らく総合スポーツメーカーの「ミズノ」社において看板表ソフトラバーとなっていた「ブースター」シリーズですが、ラインナップを全て廃盤として新たに登場したのがこの「ブースターJP」です それまでラインナップされていた3種類の表ソフトラバーは全て「ドイツ製」のテンションラバーでしたが、ブースターJPでは「日本製」となった事が大きな特徴ですね

  

パッケージはこれまでの物と比較すると多色で明るいデザインの物となってます 目立つデザインですね 細かな部分としては特厚に相当する物が「2.1㎜」となっている所ですかね これは後述しますが、粒が少し高くなっている事が関係しているのかな というのがあります

  

粒の配列は横目です ブースターシリーズには「SA」「EV」「HP」と3種ラインナップされていましたが、横目なのは「SA」のみでしたので、主にSAとの比較になります スポンジ硬度は43°(ドイツ硬度で38°)となっている様です 打球感は程良い硬さがありながら強い打球でも極端に食い込まない印象ですかね ブースターEV(42.5°)の様な硬さと球離れは無いです ブースターHP(40.0°)の方が打球時に少し掴む感じがありましたが、硬度的にはこちらの方が硬いです 打球感に関してはかなりバランスが良く、軟らかすぎず掴みすぎない硬さ という印象ですかね ブースターSAは硬度が「35.0°」となってましたが球離れが良いラバーでそこまで食い込みすぎるラバーではないですが、JPでは若干硬度を引き上げた事により、より強打時の食い込みが減少していますね シートに関しては大きく違いが出ており、かなり引っかかる様になってます この引っ掛かりが非常に優れている為、ドライブやサーブ、ツッツキ等といった「回転を加える」技術が抜群にやりやすくなってますね ここは大きくプラボールに対して最適化がなされた印象を受けます 粒はSAと比較するとJPは若干小粒で高いかな という印象ですかね

弾性は非常に優秀で球離れも良好 強い打球時に少し掴む印象はあるものの、硬質なラケットと合わせるバランス等を考慮すると掴みすぎず弾きすぎない硬度ですね 更にシートの引っ掛かりがかなり優れている為、ドライブ時には特に引っ掛かりを体感できる粒となってます この引っ掛かり方は代替が無いとも言える強烈なものですね 滑りに関しては皆無です ナックル性能を重視するタイプのラバーではないですが、小幅な変化性能は有している印象ですかね スピードと回転性能を高めているタイプの表ソフトです ブースターSAをベースに大幅に改良された表ソフトいった印象ですね

スペック面に関しては先に書いた通りブースターSAをベースにしている印象です EVやHPと比べるとクセは少なく「滑る」という事が無いラバーですので、表特有の難しさは無い印象ですね 隙の無い万能型の表ソフトとなってます 特に回転性能は屈指の性能とも言えますねこれは 極端に飛び過ぎて扱いが難しい という程でもないです 総合力の高い表ソフトですが、若干ネックとなってくるのは「耐久性」ですかね 弾性の劣化が結構早く、貼替サイクルは短くなってきます ここ最近のラバーとしてはちょっと早いかな という印象です とはいえ非常に優れた表ソフトラバーで、隙が無いスペックをしているラバーですね ブースターSAとは同じではないですが、プラボール時においての優れた回転性能やスポンジを硬質にした事による強打時の食い込みを減退 滑りの減少という部分が特に印象的でした

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