後期パッケージ版 プラボールでも回転と弾みは優秀
「JOOLA express ultra」

ドイツテンション表を代表する一枚となった「tango ultra」の後に登場した「 express ultra(エクスプレスウルトラ)」ですが、tango ultraと共に現在もラインナップされています(2019年3月現在) プラスチックボール時では更に硬さが増し、強打時につぶれずに弾く事の出来る、数少ないドイツテンション表となっています

  

パッケージデザインは変更前の物は暗めのデザインでしたが、新しいパッケージのデザインは間逆で、白を基調としたものとなってます このデザインは既に廃盤となっていますが「express one」等の後期デザインと同じ物ですね  現時点では「X-PLODE」や「energy」等が基本的なデザインは同じです このパッケージの物はセルロイド時からラインナップされているので、ロングセラーとなっています

  

スポンジ硬度は40.0°で、これはtango ultra と同じスポンジ硬度です 粒の配列は横目で太く、詰まってますね(変更はパッケージのみで細かな仕様変更は見当たらないですが) プラスチックボールでの打球は冒頭でも書いていますが、かなり硬質なっており、ドイツ系表ソフトの中ではかなり硬さのある打球感となっています この打球感により強い打球時にも食い込みや掴みがかなり少なく、コンパクトな打球で弾きやすくなっています また、球離れが早くスピードが出る印象です プラボール+ノングルーという現在の状況を考慮した場合「硬さ+弾き」に加えて「弾性」がプラスされているのは非常に良いですね

回転性能に関してはプラスチックボールの影響は避けられてはいない物の、性能は高さは健在です ただし回転をかける際にスポンジの弾きの強さがあるので、擦る際に厚く当たる事を注意する必要があります サーブは特にそうですね ドライブは前に飛ぶ力とスポンジの弾きがあるので、直線的に飛び出す印象 回転力を生かしたループドライブが打ちづらくなっています 表ソフトに好まれる硬質で球離れの良いラケットと組み合わせた場合にはこの特徴は顕著になるので、ドライブを多用するスタイルにはラケットとのバランスが重要になってきます 非常に直線的でスピードのあるボールが打てますが、飛距離や飛び出しの早さがある為、台上等、細かな部分での修正がシビアになってきます

プラスチックボールとなった事でより強打が打ちやすくなったのは良いですが、回転性能の高さを活かしたサーブやドライブのコントロールが難しくなっています 弾性はテンション表らしさがあり、良く弾むのですが、セルロイド時の様な僅かな食い込み というものは皆無となり、弾きが強くなっている為、回転ををかけきる前に飛び出す印象です ラケットである程度打球感や反発力の調整は必要ですね かなり弾き易くなっている為、コンパクトなスイングでピッチで攻め立てる速攻スタイルに適しています ラバーが弾いてくれる上にスピード性能は十分にありますが、ブロックや台上時に飛距離が出るので、細かな所での操作性は難しさのあるラバーです ナックル性能はtango ultraでもそうでしたが、回転性能が高いタイプのラバーとしては良いです ネックとなるのは知名度とコストパフォーマンスでしょうね tango ultra の上位バージョンであるラバーですが、tango ultra 程の知名度は獲得できていない上に価格もドイツテンション系の表ソフトとしては最高値です 価格に見合った性能をしていますが、若干劣化スピードが早い点が気になる所ですね とはいえ代替に相当するドイツテンション表が皆無です 硬さと高い回転性能、変化、弾性と使いやすいラバーでは無いですが、総合性能は高いですね