中間硬度タイプとしては意外とハード「DONIC ACUDA BLUE P2」

ドイツ系テンション裏ソフトで使用される「45.0°」というスポンジ硬度は主に「中間的な硬さ」のラバーとしてラインナップされている物が多く、特徴としては「硬すぎない・重過ぎない」といった物が一般的です 中にはトップ仕様のラバーでも採用される事がありますが少数です この「ACUDA BLUE P2」はその中間硬度のスポンジを採用していますが、この手のラバーとしては比較的硬質でしっかりと振っていくタイプのラバーです

  

ACUDA BLUEの位置付けとしては「blue fire」シリーズの次にあり、主にプラボールでの使い易さや回転のかけ易さを重視し、ラリーに強さを発揮するラバーです 先に書いている通り、45.0°というのはドイツラバーでは中間のスポンジ硬度で極端な硬さが無いタイプですが、このラバーでは意外と硬質で重量もある印象を受けます 振る事でしっかりとグリップし、強い回転をかける事が出来るラバーではありますが、他社の物と比較すると重量や打球感で差異がある印象ですね

    

ACUDA BLUE シリーズはスポンジ硬度が47.5°の「P1 TURBO」 最もハードなスポンジを採用している50.0°の「P1」 そしてこの「P2」に40.0°の「P3」がラインナップされています 打球感自体はトップ仕様のラバーと比較すると硬くは無いんですが、45°クラスのラバーと比較するとスポンジがしっかりとしていて、重量的にも47.5°等のラバーと近い印象ですね シートはグリップ力の高いもので硬さは極端な物ではないので、ドライブを打つ際に弾いてしまいかけづらい というのは無いですね 弾性自体も良好ですが極端な弾みではないです 回転性能と弾みのバランスを取っているタイプですが、その中では威力を重視したラバーという印象ですね

際立ったスピード性能ではなく、あくまでACUDA BLUEのコンセプトである「コントロール」というのをメインにプラスチックボールでの回転性能を重視しているラバーで、その中では威力と使い易さのバランスを取ったタイプです P1 TURBOやP1は更にスポンジが硬質で飛距離も出るタイプですが、P2ではやや飛距離やスピードは落ちるものの、回転性能と安定性が取りやすいものとなってます なので前~中陣で威力を落とさずに使い易さを獲得できるラバーです 少し打球感に硬質さはあるものの、グリップ力の高いシートで確実にグリップさせる事が出来るので、シートの硬いトップ仕様ラバーの様な難しさは無く、フォア・バックを選ばないラバーとなってますね 強打・ドライブどちらでも打ちやすいのはこの硬度と硬すぎないシートのラバーしては優れている所です

トップ選手向けのテンションラバーへいきなり移行すると打球感の硬さや重量、弾みの面でかなり難しくなりますが、ACUDA BLUE P2では重量は近い物があり、また回転系テンションのスペックも十分に備えているので、2枚目のテンションラバーとしては良いですね 特に特殊素材系でテンション系ラバーを使用する場合には打球感が硬くなる傾向があり、回転をかける事が難しくなります このラバーは比較的硬質で、特殊素材系ラケットと組み合わせた際に近い打球感となる為、硬質なものへと移行した時に極端な差が出ず、スムーズに移行出来るラバーです ラバーのコンセプトはコントロールタイプとなっている事やその手のラバーの中間硬度タイプとなると、使い易さが際優先されるラバーという印象になりますが、このラバーに関しては威力が出せるラバーです 強い打球時に確実に掴む点が同シリーズの47.5°や50.0°との違いですかね 細かな点としては飛距離や弾性は違ってきますが、特殊素材系であればある程度この部分は解消できます

ネックとなってくるのは価格帯とACUDA BLUEのコンセプトにある「コントロール重視」という部分でしょうね どうしてもコントロールタイプというのが前面に来ると、スペック面で「今ひとつ」な感を持たれてしまいますが、このラバーに関してはかなり回転性能は高く安定させる事が出来るので、強い回転を安定してかける という点では非常に優れていますね トップ仕様の前段階で使用するラバーとしては重量も違和感が少ないですし、特殊素材系であればある程度スペックもカバーできます 更に威力やスピードを求めるとトップ仕様のラバーとなりますが、このラバーではそういったクラスのラバーにかなり近いテイストのラバーですね