ハードヒッター仕様のトップ向けラバー「V>01」のシートにソフトスポンジをあわせた「V>01 Limber」です ノーマルの「V>01」のスポンジ硬度が「47.5度」に対し、「V>01 Limber」は硬度が「40度」と7.5度の硬度差があります ノーマルに比べて非常にソフトになっており、扱いやすいラバーとなっています
「V>01」が濃い青のパッケージに対して「V>01 Limber」は明るい青となっています 「Limber」とは英語で「柔軟・しなやか」という意味です 主にゴルフのシャフトの硬度表記で使われるようです 名称の通りかなりラバーが軟らかく、食い込みの良いスポンジですね 重量もかなり軽いラバーとなっています
先述の通り、シートは通常の「V>01」と共通で、スポンジ硬度を落とすことにより使いやすくしたラバーです 「Limber」の文字が入っているので、一目で確認できます スポンジは気泡が大きいタイプですが、ノーマルほど密度が詰まっていない印象ですね その影響で重量に差が出ています 打球感も大きく異なり、Limberの方がかなりソフトでボール包むような打球感をしています その後に反発して飛んでいくので軽い打球でも食い込み、スピードが出せますね 食い込みの割に球離れが早めです サウンド系のような打球感をしていながら、高反発なので、軽い打球でスピードが出せるのは驚きでした 強打向きのラバーではないので、ピッチで押すタイプのプレーにはラバーの特性が活かされますね
シートは通常のV>01と共通なので、かなり引っ掛かりが良いですね 軟らかいスポンジとの相乗効果で回転がかなりかけやすい印象でした 食い込み+引っ掛かりは台上での打球に威力を発揮します 回転量は落ちてしまいますが、回転はかけやすいですね 対ラリーに対しての強さはLimberもありますね こちらはドライブで打ち合うタイプではなく、前陣をメインに早い打点で打ち続けるようなプレースタイル向けです スイングスピードがある程度要求される硬い「V>01」に対して、「V>01Limber」は簡単に食い込ませる事が出来るようになっています
シートは共通なので、トップ仕様のラバーの雰囲気を持ちながら使いやすいラバーです 打球音や爽快感を重視したラバーとは一線を画しています 打球感はサウンド系のようにソフトですが、球離れが早く初速性能が高いので球質は軽めながらもスピードで押していけるのは今までのソフトスポンジラバーとは明らかに違いますね 回転のかけやすさがありましたが、回転量は厳しいですねえ この性能で回転量があれば、かなり万人受けするラバーですね