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中心の材質を変更 打球感が大きく変化
「DARKER 7P-2A.05」

DARKERの総檜7枚合板ラケット「7P-2A」ですが、この「7P-2A.05」は総檜ではなく、中心の材質を「国産材」に変更しているモデルとなっています 合板の中心材を一枚のみ変更したラケットではありますが、この一枚の変更がラケットのスペックを大きく変えることに成功しています

7P-A.05 (2)   7P-A.05 (4)
ラケットは中国式はダーカーの特徴的なブレード形状から、シェークと同形状に統一されています 小振りであることには変わりはありません サイズは「148mm」程度です グリップサイズは「80×23mm」程度となってますね グリップは細いので、握りやすいラケットです
7P-A05.jpg   7P-A.05 (3)
7P-A.05 (5)   7P-A.05 (1)
ダーカーのラケットは小振りで軽量な物が多く、取り回しの良い物が多い事も特徴ですね グリップは木目を活かしたもの多いですが、このラケットはグリップにカラフルなラインが引いてあります 板厚は「6.5mm」程度で、最近のラケットの中ではやや厚めとなってます

 

7P-2Aシリーズ(DF ポイントカーボン等)は7枚合板ながら「総檜」の特徴が良く出ている球持ちが非常に良いラケットでしたが、「7P-2A.05」は中心材の変更により、打球感が変化しています 7P-2A」より若干の硬さがあり、弾きやすくなってますね 球離れが少し速くなっています その為、「7P-2A」シリーズの中では異端に感じますね とはいえ残り6枚は檜なので極端に硬いということは無く、他社のラケットと比較するとやはりソフトに感じます

 

弾きやすくなった為、ハードヒット系の技術がよりやりやすくなった印象です 他の「7P-2A」シリーズは球持ちが良かった為、ハードヒット系の技術の際に持ちすぎてしまう事があり、遅れて飛び出す印象がありました それに対し「7P-2A.05」は強く打球した際に必要以上にボールを掴まず、弾き出す感覚がありますね その為、ほかのシリーズと比較すると弾道が直線的になりやすいラケットです 掴み過ぎなくはなっていますが、フィーリングはダーカーのラケットそのものなので、心地よさは「さすがダーカー」といった所ですね フィーリングを重視しながら、スピード性能のアップをしています

総檜のラケットは球持ちが良いので、弾く事を主体にする「表ソフト」には相性は良いとは言えないラケットなんですが、「7P-2A.05」はラケットの性質が変化しているので、通常の物よりも合わせやすくなっている印象です 一般的に表ソフトと相性が良いとされるラケットと比べるとソフトではありますが弾きが良くなっているので、硬めのラバー等で調整するとバランスが良くなります 回転のかけやすさは通常の「7P-2A」同様でありながら、スピード感のあるボールが打てるようになっているのは大きいです ラケットが小さい為振りぬきやすさに加えて小技が安定し、台上でより攻撃的なボールが打てるようになります 台上での操作性の良さはダーカーの小振りなラケットの特徴でもあります 軽量でもあるので切り返しなどもやりやすく、特にペンの場合「裏面」をする際には軽量である事は大きなプラス材料ですね

7P-2Aシリーズは「檜」の特徴をフルに活かしたラケットで、球持ちが非常に良く回転のかけやすいラケットでした ポイントカーボンはこの打球感に「弾み」が加わり、檜の軟らかさを持ちつつも優れた弾性を獲得しています また「7P-2Aカーボン」はカーボンを搭載してはいますが内側に配している為、檜の打球感は極力残されています 基本的には「総檜」のシリーズではありますが、7P-2A.05は中央の配された木材が違う為、打球感に差異がでている事が非常に特徴的です 球離れが良くなった為、飛び出しが早くなってますね 同社の木材合板ラケット中ではかなり弾む方に入ります 檜のフィーリングを残しつつも弾むようになった為、檜のよさと弾みが両立できているラケットです 檜のラケットで弾みが物足りない場合などはオススメですね やはり後は「香り」です ダーカーの檜ラケットは本当にいい香りがするんですよねえ 他のラケットには無い魅力があるのもダーカーです  同シリーズ(ポイントカーボン除く)の中ではスピードも確保されましたし実戦的になったラケットですね

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