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単板の打球感を目指した画期的な合板技術が特徴
硬質さとしなやかさを併せ持つ
「DARKER アルバ」

単板といえば という事で知られているメーカー「ダーカー」ですが、アクアブレードや7P-2A等、特徴的な7枚合板が数多くラインナップされているメーカーでもあります この「アルバ」はダーカーの代名詞ともいえる単板ラケット「スピード」シリーズの打球感を合板で再現する ということに挑戦している意欲的なラケットです 檜を中心とした合板構成とし、貼り合せる接着剤を専用のものが採用されています

  

ブレードサイズはメーカーカタログ表記で「157×150mm」となってます 平均的なブレードサイズですね 形状にもメーカー独特の物ではないので、一般的な形状 といったブレードです グリップはSTで「100×23mm」となっています 少し細めで楕円ですかね 握りやすいグリップです 板厚は「6.2mm」と7枚合板としてはやや薄めとなっています

        

平均重量はカタログ等では確認できませんでしたが、今回の物は86gと7枚合板としては軽量ですね 実際に持った印象としては、数値以上にしっかりとした重さがあります 特徴的なのは「合板SAKURA」という、独自の技術で、由来では桜色の接着剤を使用した事から という事になっています この接着剤と独自地の接着技術を用いて誕生しているラケットがアルバです 尚、同じ接着剤を使用した総檜7枚合板は「セリオ」ですね アルバは檜系を中心とした7枚合板となってます

打球感は7枚合板特有の硬質さは比較的抑えてあり、フィーリングの良さの中に硬さを残している打球感です 球持ちの良いタイプと比較すると、しっかりとした硬さとしなやかさのあるラケットですね 単板の様な独特な打球感ではないものの、打球時の響きは少なく、僅かな掴みと硬質さが備わっている為、これが特徴的な打球感という印象ですね メーカーでは「スピード90」に相当するスペックに仕上げている との事です

弾性は7枚合板の中では良い方で、下がった位置からでも飛ばせる弾性は有しています 球離れはそれ程早くはないですね 少し早いかな といった程度です 程よい硬さとつかみ過ぎない弾きのバランスが良いラケットに仕上がっています 弾汎用性が高いラケットで、表ソフト・裏ソフト あまり選ばない印象ですね 強いて言えば、表ソフトは少し硬めの方が良い印象です 檜系のラケットなので、中国製の粘着系ラバーは避けた方が無難です ラバーの選択肢はかなり広く、トップ仕様の硬めのラバーと合わせた場合でも、回転のかけ易さを損ねないですね ドライブ・ハードヒット どちらも打ちやすいラケットです

万能タイプのラケットで幅広いプレースタイルに対応できるラケットです 台上等の細かな部分とドライブやハードヒット等の威力の部分 ブロック時の安定性等、トータルバランスに優れています 中間硬度から硬いラバーとの合わせ易さもラバーの選択肢を広げる事が可能です かなり幅広いプレースタイルに対応が可能ですね 弾性や飛距離が良好である事や均一性はすばらしく、ここはダーカーらしさが前面に出ています 単板ラケットの打球感を完全再現 という仕上がりではないですが、単板以上にラバーの選択肢が広い事は大きいですね 単板に近づけながらも、合板の良さを引き出した 特徴的な7枚合板となっています 木材7枚合板屈指の完成度を誇るラケットに仕上がっていますが、ネックとなるのはコスト面が筆頭ですね コスト面に関してはこれは仕方が無いですが、檜を採用した事や特徴的な接着剤、接着技術等がどうしても といった所です 更に価格改定でかなり大幅な改定があった為、木材7枚合板としてはかなり高価格帯に位置するラケットとなってしまっています 安価ではないですが特徴的な打球感やバランスの良さは替えの利かないラケットに仕上がっており、試す価値のあるラケットではありますね 現時点ではシェークのみの為、ペンホルダーのラインナップがないので、ペンホルダーの登場にも期待したいですね

 

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