ANDROというと、メーカーのスタイリッシュさや野心度の高い用具が注目を集めていますが、この「FIBER COMP」(ファイバーコンプ)もこのメーカーらしい、特徴のあるカットラケットとなっています カット用にしては弾みが強く、攻撃を重視した設計のラケットです
グリップが楕円でかなり丸みのある形をしています このグリップに関しては好みが分かれそうな印象でしたね 板厚は「6mm」程度で、ここ最近の平均的な厚さとなってますね 重量はメーカーの平均に比べて(メーカー平均90g)重めですが、重量はそれほど感じないです ラケットの形状が横に広いので、重心が前によりすぎず、安定している印象ですラケット自体にクセが少なく、ラバーを選ばないですね 粘着で使用した際にはカットとのバランスはかなり取れていたように感じました テンションの場合は弾みが強くなるので、カットよりも攻撃主体になる印象ですね 「できない事も無いが、やっぱり弾む かなり下がらないと飛距離がですぎてしまう」との事でした フォアカットの割合でラバーを変えるといいのではないでしょうか 粒高の場合ではテンション少し難しいようですね 「粒高はテンションだと失速しないのが痛い テンションなら薄めの方がいい 非テンションや中国系でも思ったより弾むので、距離感が最初は難しかった」との事でした 受けた方としては本来なら失速してくるようなボールでも伸びたりしていたので、細かな距離の調整に苦労はしているように見えました この辺が攻撃重視のカット用ラケット という印象が強く見えましたね 前よりでカットする場合は粒高の場合はかなり薄くする必要がありそうです弾みがいいので、前陣異質スタイルも実験しましたが、こちらに関してはかなり好印象ですねー 攻撃用としては「ALL」くらいですが、素材が少しだけ弾みを加味しているので、マイルドながらもしっかりと弾んでくれます 粒高はプッシュ・強打どちらもスピードが出る上にコントロールさせやすいので、変化と威力をつけやすい印象がありましたね 反面、ブロックやカウンターは少し距離が出すぎてしまうので、前で使用する場合は厚さなどで微調整する必要はありそうです 前よりでプレーするスタイルであれば、カットと攻撃をミックスしたトリッキーなプレーができますね 使い方次第で面白いラケットです
カット用としてはオススメしづらいラケットですが、粒高主体のオールラウンドプレーを目指すスタイルであれば、オススメできるラケットです 裏ソフトに関してはラバーを選ばないので、裏+裏で安定重視のスタイルにもいいかもしれないですね 一応「カット用」なので、粒高との組み合わせを考えるとテンションは少し難しいかな という印象でした 非テンションで薄めの方が、このラケットにはいいですね 通常のカット用の感覚でラバーを貼ってしまうと、失速せずボールが伸びてしまいます 球持ちが弾みの割には悪くないので、ラバーで調整できると切りやすいようではありましたね フォアは攻撃、バックはカット と割り切った使いたのほうがこのラケットは良いようです 見た目は派手ですが、ヨーロッパ的フィー利群はしっかりとあるなかなかしっかりとしたラケットです