スタンダード檜単板「バタフライ サイプレスーS」 

数ある檜単板ラケットの中でも特に有名なのがこの「サイプレス」ではないでしょうか  特に初期のモデルの板は最上の板質を誇っているとされています 年々檜の質が厳しい物となってますので、古いラケットで割れていない物はかなり貴重品ですね 過去の全日本チャンピオンも使用した、日本式檜単板ラケットの名品です

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ラケットにプリントがありますので、後期のモデルとなります(初期のモデルはプリントなし) メーカー数値によるとブレードサイズは163×135mm グリップサイズが92×20mmです 打球感は良くいわれる「檜単板らしい」そのままですね d(⌒ー⌒) ソフトで球持ちがとても良く、ボールを包み込んで飛ばす感じがよく伝わってきます

 

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柾目のつまりはまずまず、と言ったところでしょうか 近年の物にしては比較的良いように感じます 「バタフライ社」の単板は「木」本来の打球感をかなり活かしている印象で、打球感が檜らしいとてもソフトで「吸い付く打球感」が味わえるラケットです そのため硬めのラバーとの相性がやはり良い印象です テストでソフトな物(テナジー25FX)を使用しましたが、かなり反発力のあるラバーなら使いやすく威力も出しやすい印象ですね ドイツテンション(DONIC ACUDA S1)ではソフトすぎて、弾き出す際に威力を吸収しすぎる印象がありました
 

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板の厚さはメーカー数値で「9.0mm」が平均です 厚さは一般的なモデルですね パッと見、エントリーモデルでも似たような物はあるのですが、打った際に飛びや打球感が明らかに違う為、単板は非常にこだわりを見せた方がいいラケットです 単板を使った事はあまりありませんでしたが、打ち比べてみるとその差は歴然でした 安い物は手に響きますし、弾みもイマイチです この辺りが「価格」に差があるのは納得でしたね 近年は更にグレードが上の物も登場していますが、サイプレスは総じてバランスが良い檜単板です 極端に弾まず、ボールを捉えてくれるので、回転のかけやすさは特徴的ですね

 

グルー時代はこのラケットに「スレイバー」や「マークV」等が主流でしたが、ノングルーとなり「テナジー」が一般的となっているのではないでしょうか ボールをつかむ感覚が非常に強いラケットですので、フィーリングは抜群です 現在は板厚が違うタイプの単板もありますので、弾みが欲しい方は「10mm」の物をチョイスするといいのではないでしょうか(ものすごく高価になりますが) 時代は変わってもラケットの基本的な物は変わっていないと実感しますね~ 残念なのは、良い木が年々少なくなってしまっている という事です オークション等で古い物を見つけた場合は貴重品ですので、欲しい方は即ゲットした方がいいと思いますね~ こだわる方は常に狙っていますよ( ☆_☆