硬さの中にソフトなフィーリング
「STIGA TUBE OFFENSIVE WRB」

STIGAには様々なシリーズがあり(クリッパー オフェンシブクラシック等)それぞれ特色のあるラケットとなっています この「TUBE OFFENSIVE」(チューブオフェンシブ)も「TUBE」を冠するシリーズの1つで、やや厚めの5枚合板ラケットです 他のシリーズに比べてやや地味な感じがありますが、「TUBE CARBO」はトップ選手の使用実績がある等、スペックの高いものが多いですね

チューブオフェンシブ (2)  チューブオフェンシブ (3)

STIGAのラケットは基本的にプリントがないので、シンプルなものが多いですね 木材合板では比較的厚めの「7.0mm」で、少し厚めですね ブレードサイズは共通で「159×149mm」となっていますが、ロット等により、変わっている場合も考慮して「159×149mm程度」と実験室では書いています(過去に書いたもので誤差の多い物は修正しました) また、グリップについては長さがメーカー表記で「82mm」程度、幅については記載がない為、計測して大体「30mm」程度です 板厚以上に厚さを感じ、握りにくさを感じたことが印象に残っていますね 他社の同程度の厚さのものと比較すると重厚感があるラケットです

チューブオフェンシブ (5)  チューブオフェンシブ

チューブオフェンシブ (4)  チューブオフェンシブ (1)

平均重量はメーカー公表で「88±5g」です 5枚合板の中では少し重めのラケットですね クリッパーやハードウッドシリーズと比較しても変わらない重量です 見た目同様にラケット自体も重量感のあるものとなっています 「中に硬い板を使用」と書いてありますが、打球感はやや硬めですね ですが弾きの良さと同時に少しボールを持つフィーリングの良さも備わっていますね このあたりが「STIGAらしさ」を感じます クラシック系やハードウッド系の5枚合板とはまた違う「TUBE」シリーズ独特ともいえるラケットです

5枚合板の中では弾みが良く感じましたが、弾みの良さの割に「飛距離」にやや物足りなさを感じてしまうラケットでもありましたね 弾いた際の打球感のよさや飛び方は硬めの表ソフト(特に中国表)に向いている印象でしたが、飛び出した後の飛距離が出ずにネットにかかる という事がかなり見受けられました ラケットのフィーリングと少し硬質な打球感は非常に良いので、ラバーを弾む物との組み合わせにすると、バランスと威力の両立は良くなります 5枚合板の中では弾性が高いラケットですので、5枚合板に威力をプラスしたい場合は良いラケットですね

使用を進めていく中で強打系の際には思いの外ラケットがしなってくるので、弾く際にやや飛び出しが遅れてくる印象がありました 硬めのラバーではそれ程問題はないんですが、柔らかいラバーの場合は少し気になりましたね このフィーリングがあるので、硬質な打球感をしていながら硬めのラバーと合わせやすいの はグッドです 球質を重くしやすいので、回転系テンションとも合わせやすいラケットです 粘着ラバー等とも合わせやすいですが、距離が出しづらいので、下 がることが難しくなってしまいますね

硬めで弾き出す感覚がありながら同時にフィーリングの良さもある かなり独特なラケットに感じました 中国式は少し握りづらさもありますが、5枚合板の中では弾みが良く弾きやすいので、使いやすさと威力のバランスが取りやすいラケットですね 弾きの良さの割に距離が出ないのは少しネックですが、弾みの良いラバーとの組み合わせで解決できる問題でしょうかね 強打とドライブのバランスを考えるとラバーはソフトな物よりもやや硬め以上の方があわせやすい印象でした 強い当たりの際にラケットがしなるのはドライブの際には威力と安定性が出るのですが、強打の際には少し持ちが出てしまい、距離があわせづらい印象ですね もう少し飛距離があると更にバランスが良いラケットでした フォアよりもバック面で結構ラバーを選びそうな印象ですね 前陣で早い打点で威力あるボールを打つプレースタイルの場合だと粘着との組み合わせもグッドでしたね  飛距離のバランスを上手くとる事がこのラケットの良し悪しを左右します STIGAのラケットの中では少し地味なポジションのラケットですが、5枚合板の中では攻撃力のあるラケットです