アウターカーボン 硬すぎない打球感でやや掴む「JUIC カブリオレF」

個性的な海外メーカーの代理店を務める事で知られる日本メーカー「JUIC」からラインナップされていたカーボンラケット「カブリオレF」です アウタータイプでありながら、特有の硬さや弾きは抑えられており、カーボン系としては使いやすいラケットに仕上がっています

  

ブレードサイズはメーカー表記で「158×150㎜」となってます 中国式は他社の物と比較すると丸っこい形状が特徴ですね やや幅広な印象を受けます 合板構成は「5+2枚」と一般的な構成ですね 打球感はカーボンラケットでアウターであるにもかかわらず、それほどカーボンラケットの硬さや響きが無いのは先に書いた通りです また打球時に少しだけ掴むので、アウターとしてはかなり珍しい打球感となってますね ガチガチな打球感で響き、球離れが早過ぎて直線的な球になりやすいという、カーボンラケットに多い特性はかなり抑えられています

  

  

グリップサイズは「ワラック」同程度ですね 細身で日本式からの移行がしやすいグリップです ただグリップとブレードのサイズがアンバランスで、ここは好みの分かれる所ですね 重心が先端すぎる事は無いですが、グリップの細さに対してブレードのサイズが少し大きいので、バランスが気になる印象です ブレード厚は5.7㎜となってますね 少し薄めですかね

弾性は良く、カーボンラケットらしい飛び方をするタイプでは無いです その為、組み合わせとしては避けられる事が多い、粘着系のラバーと合わせやすくなってます 近年の粘着ラバーはテンション化や已打底加工により、スポンジが従来の粘着と比較すると極端に硬いものは少なくなっているので、特に合わせやすくなっていますね 50度を超えてくるドイツ系のハードなトップ仕様のラバーから徐々に硬さが出てきますが、従来型のアウターカーボン系と比較するとかなり打ちやすくなります カーボン系の飛距離や弾性を求めつつも、回転のかけやすさを損ねたくない場合には適したラケットと言えますね カーボン系の特徴を前面に出していない印象です

表ソフト これに関してはカーボンラケットでありながら打球時に少し掴みがある為、好みの分かれる所です 打球感はカーボンラケットなのである程度の硬質さは備えているものの、球離れが抑えられるので、球離れの良い物と組み合わせる事でバランスが取れる印象です ドイツラバーは食い込みが強い物が多いので、硬度を調整した方が強打を主体とする場合には良いですね スピード性能が無いラケットでは無いので、ラバーの弾性を活用していく方がハードヒットしていくスタイルよりも適しているかな というラケットですかね

アウター系のカーボンラケットでありながら弾きすぎず硬さや響きが抑えられているラケットです その為、一般的なカーボンラケットと特徴が異なってますね ドライブを打つ際には瞬間的な掴みがあるので、この手のラケットとしては回転がかけやすくなっています 扱い易いカーボンですが、ラケット自体の弾性は優秀なので、小技やブロック・カウンター時の飛距離が前陣で使う際には細かな修正は必要ですね 少し距離を取ってドライブを主にしたスタイルに適しているラケットかな という印象です この掴みの部分はアウター系のカーボンとしては好みの分かれる所ですが、硬さや飛び方の関係で合わせる事が難しい、粘着ラバーとも合わせやすくなっている点が大きな特徴ですね スピード性能を引き上げつつ、回転のかけやすさを損ねないのでここはこのラケットの優れている点です 粒高の様な異質系のラバーと合わせる際には攻撃性をアップしつつもカーボン独特の弾きや球離れは抑えてあるので、攻守のバランスはとりやすくなる印象です が、カーボンラケットなので飛距離や細かな部分で処理はシビアにはなりますね とはいえカーボン系としてはかなり使い易くする事が出来るラケットです

カーボンラケットとしては面白いラケットですが、コストパフォーマンスは良いとは言い難く、ここが最大のネックです かなり高価格帯に位置しているラケットである為、他社のトップ仕様と競合してしまったのが痛いですね スペック的にも他社の独自性のある物と比較すると、インパクトがある部分が少なく「使ってみて良さが分かる」タイプのラケットです 粘着ラバーやハードなラバーとの相性が良く、カーボン系の良さがありながら使いやすい というのは良かったんですけどね 価格がやはり厳しかったですね

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