特徴的な形状 弾みの良いインナーカーボン「STIGA CYBERSHAPE CARBON」

ブレード形状が六角形という非常に特徴的なラケット「CYBERSHAPE CARBON」です スペックとしては本格的に販売が開始される前に先行して使用しているトップ選手が大きな大会での実績を挙げた事でトップ選手仕様としても優れたスペックを示したラケットとなっています タイプとしては特殊素材を内側に配した所謂「インナータイプ」のラケットとなっています

  

ブレードサイズはメーカー表記で「158×156mm」となってます ですが特徴的な形状なので、当然ですが一般的なブレードとの差は大きいですね トップ部分の幅が「75㎜」 上部の左右が「65㎜」そしてサイド部分が「75㎜」という幅となってます STIGA社の資料では「この形状により、スイートスポットが大きくなる」という事ですね 打った印象としては先端寄りのスイートスポットですが、ラバーを貼った際に重心が前に行き過ぎる という事は無く、重量のバランスは良いですね グリップサイズは記載が無いですが、これまでラインナップされているグリップと同等のサイズから気持ち細目かな という印象です

  

  

メーカー表記では平均重量は「85±5g」となっていますので、この個体では平均の範疇という事になります  合板構成は「木材5枚+2枚カーボン」です カーボン系のラケットとしては軽めですね 打球感はインナータイプとしてはやや硬さがありますが響きはそれ程強くなく、インナーらしい打球感といった印象 極端に掴みすぎる事もなく、打ちやすいラケットです 特徴的な部分としては振り抜き易さがありますね また、フラット系の打球がかなりやりやすくなっています ラケットに厚く当てて飛ばす打ち方に適したラケットという印象ですね 打球感はそれ程硬くは無いのでトップ仕様の硬めのラバーとも合わせやすい点が印象的でした フルスイングしてドライブを打っていくラリーを主体とするスタイル向けのラケットという印象です

粘着系の様なラバーと合わせるとやはりもう少し弾性を確保できると尚良い印象 より飛ばせるだけのパワーが必要になってきます インナーとしては弾みや飛び出しは良いですが、あくまでも「インナーとしては」ですので、飛距離やスピードを粘着でカバーするにはもう少し弾性があると望ましい という所ですかね 已打底系の様なラバーでも弾性に関しては限られてきますが、このラケットに関しては弾みの良いスポンジまたは已打底系の方が中国ラバーと合わせる場合は弾性面ではこれらのラバーが選択肢としては優先されるかな という印象です

50.0°前後となるトップ仕様のテンション裏ソフトと合わせた場合は弾性や飛距離等の面で総じてバランスが良いですが、扱いも難しくなってきます 攻撃的なボールを打つ場合には強い打球の際に硬さが前面に出てくることはなく、この手のラバーの組み合わせとしては打ちやすく強い打球の際に弾きが強すぎて回転をかける前に飛び出してしまう という事は無いですね ここはこのラケットの大きな利点だと言えます ブロックやカウンターといった際にも一般的なインナータイプのラケットと比較すると飛ばし易い印象です インナーの掴みを最小限にして弾みや弾き、飛距離などを確保したい場合には優れた組み合わせとなりますが、弧線と回転性能を最優先とする「しっかりと回転をかけたい」という場合には形状に対しての拘りが無い場合は従来型の方が選択肢も多く、失敗は少ない印象です フラット系の打ち方に適しているラケットなので、早い打点で薄く擦って連打するスタイルというよりは 少し下がって打ち合うラリー向けのスタイルに適している印象ですかね

表ソフト これに関しては弾性の確保が必須となってきますね 非テンションでは流石に弾性の確保が難しいので、ドイツテンション系や日本製のテンション、または已打底等です 変化系でもスポンジはテンションタイプの方が良いですね インナーとしてはある程度弾きや硬さは備えているのは前述したとおりですが、インナータイプで強く打球した時に瞬間的に飛び出すタイプでは無いので、直線的な弾道やスピード、球離れを求めていく場合にはラバーでこの特性を確保する必要があります 粒高等で使用した場合、カーボンの特性が前面に出てこないので強打のやりやすさや台上でのプッシュで威力を確保できますね ブロック時に弾みがあるので、この辺りはシビアになってきます

ブレードの特徴が大きく良い方に影響するのはフラット系の技術に加えて、台上での操作性ですね これは非常に大きく影響している印象です 一般的なシェークは先端に角が無いですが、CYBERSHAPE CARBONでは日本式のペンの様に角があるので、この角を利用しての台上プレーが有効になってきます また、打球時に「面」が作りやすいので、ここがフラット系の技術が行いやすい大きな特徴となってますね これによりスマッシュが打ちやすくなります

見た目にインパクトのあるラケットですが、打ってみると振り抜き易い事や重量のバランスの良さ、インナーとしては弾みが良いものの極端に弾みすぎず総じて扱い易いラケットです ネックとなるのは現状「CYBERSHAPE」はこのラケット一本で代替えが無い事や非常にコストがかかる点ですね かなり高額なラケットとなる上に特殊形状なので、躊躇する部分は少なくないラケットです 結構好き嫌いがはっきりと出るラケットなので、試打は行った方が良いですね とはいえラケットとしてのスペックは非常に良好なものとなっています

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