万能特殊素材ラケット 「バタフライ 張 継科」

2012年ロンドオリンピック金メダリストの名を冠するラケット「張 継科」です 本人は「ビスカリア」を現状では使用しているので「共同開発モデル」という位置づけですかね アリレートカーボンを搭載した特殊素材ラケットで、高い性能とバランスを誇る完成されたラケットといえますね

  

ブレードに龍のイラストと選手名という同社にしてはやや目立つプリントデザインとなっています ブレードサイズは「157×150mm」程度 グリップが「100×25mm」程度ですね グリップは写真よりも細身で握りやすいです 「ビスカリア」&「タクシーム」以降、アリレートカーボンラケットは数多く登場してきましたが、このラケットは一長一短が極端に少なく、攻守の切り替え・バランスが非常に優れているラケットです メーカースペックではスピードは「ミッドファースト」と極端には弾まず、素材系のラケットの中では使いやすい弾みのラケットです 打球感は「ソフト」で、高振動減衰性が特徴である「アリレート」の特性が良く出ている打球感となってます アリレートとカーボンのいいとこ取りを体感できるラケットですね

  

  

板厚が「5.7mm」とやや薄め 重量の平均が「88±g」と素材系ラケットの中では軽めです 合板構成もよくある「5枚+2枚」です 単なる選手共同開発モデルに感じてしまいますが、非常にラケットとしての性能は高く、攻撃選手の求める全ての技術に対応できるような万能性があるラケットですね その為「欠点」という物が見当たらないくらいの印象です

使用している選手にならって、粘着等を中心に使用しましたが、素材+粘着は硬くなりすぎる印象でしたが、このラケットはそれがかなり緩和されますね 木材ラケットより「-1度」程度で調整が可能です 力のある方はそのままでも問題は無い硬さでしたね 粘着の回転力はそのままに、スピードが上昇するのでラケットによる性能向上が明らかでした 弾道がやや直線的になりますが、スピードが向上する事により鋭さが増す印象でしたね 極端にカーボンの特性が出ずにスピードが出るので驚きます 打球感も硬くなりすぎないので、粘着+素材系の響きすぎる打球感はこのラケットには無い印象です テンション系に関してはやや硬めのラバーでもラケットが硬すぎないため、打球感の調整はかなりしやすく感じます ドイツ系・日本系共に回転のかけやすさと球持ちの良さ、そしてスピード 非常にバランスがとりやすい印象でした ラバーの厚さで若干の修正をするだけで、どの様な組み合わせでも対応できてしまうので、書くことが無いくらいの万能ラケットですねえ

弾みに関してはラケット自体は弾みが均一で振動が少なく、飛距離の調整がしやすい弾性なので、どの位置でもプレーできる印象ですね 前での早いラリーから中陣の大きなラリーまで対応できます ドライブなどは打球時に適度にしなり回転がかけやすいので、 安定して質の高いボールが打ち出せる印象でした 素材系でここまで弾みと回転のかけやすさを両立したラケットは殆どない印象ですね ブロック・カウンター時にもラケットがボールを軽く掴むような感じなので、スピードとコントロールのバランスが失われずに打球できます

とにかく穴が無い、というか穴を探す方が難しいラケットなので、長く使えるラケットでもありますね 弾み・回転・コントロール どれをとっても高いレベルでバランスが取れています バタフライ社のラバーが非常に高性能なので、組み合わせると同社同士で親和性も高いですし、無難かつ最高レベルの組み合わせです 回転重視であれば「テナジー」系 スピードや異なる弾道を求めるなら「ブライススピード」系 使いやすさなら「ラウンデル」等、組み合わせパターンも豊富です 硬めで高弾性であれば「スレイバー」もありますしね 安定性と威力を両立させるのであればこのラケットは完璧に近い印象でした あえて難点を挙げさせてもらうと「中国式がない」事ですかね 中国ではあるようですが、国内ではラインナップされていないので、個人的には裏ソフト用として欲しい一本ではあります 用具でここまで安定感とボールの威力が上昇するラケットは極めて少ないので、非常に優れたラケットです スゴイ・・・・・

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