操作性と変化のバランス「ヤサカ アンチパワー」薄

マークVを始め、好評かつロングセラーなラバーとなる国内メーカー「ヤサカ」ですが、アンチラバーも非常に長くラインナップされている物があります それが「アンチパワー」です 価格改定によって若干価格がアップしていますが、コントロール性能と変化性能のバランスが良く、使いやすいアンチとなっています

  

パッケージは令和となった2020年8月現在でも基本的にはこのパッケージですね マークV等、クラシカルなラバーのパッケージデザインも変わっていませんから、ロングセラーのラバーに関してはパッケージデザインに手が加えられている というのはなさそうです スポンジ硬度はメーカー表記で「25~30°」となっています 日本製のアンチラバーのスポンジとしては一般的な硬度ですね 打球感は軟らかいですが食い込み過ぎて飛ばしづらい という事はなく、クセの少ないタイプです

    

シートはしっとりとしており、ペタっとした質感が特徴です 今回のスポンジ厚は「薄」を使用していますが、特厚までスポンジの厚さは豊富にラインナップされています 薄でも十分な食い込みは感じられ、板で直接打っている様な打球感は抑えられている印象です スポンジにボールが食い込むので、弾むタイプのアンチではないですが低反発過ぎない為、極端に飛ばす事が難しい というラバーではないですね

Dr.Neubauerに代表される変化幅を重視したタイプのアンチと比較すると変化幅は抑えめですが弾み方は均一で綺麗な飛び方をする印象 その為安定性の高さがあり、返球がしやすい点が特徴です また変化幅は対回転に対しては確実に回転を残しながら返球できるので「状況によっては急激な変化をする」という様な状況によっては変化の幅が出てしまう様なクセは少ないアンチです レシーブやドライブに対して回転を残しながら短く返球する事が可能です 揺れ・沈むといった大きな変化幅を有するラバーではないですが、使いやすく回転の利用に難しさが無い点が良いですね 対ナックルに対してはシートに摩擦力の無いツルツルとしたものと比較すると大幅に対処がしやすいですね 滑り過ぎてしまい、浮かしてしまう という事は大幅に軽減する事が出来ます

軟らかいスポンジの吸収性による返球のしやすさと回転の残しやすさが特徴で使いやすいアンチです 変化性能は強烈ではないものの、回転に対する反転性能やナックル処理の際に滑りが強すぎてネックとなる という事が無いですね 攻撃的な部分では薄という厚さを考慮してもレシーブやブロックに特化した弾性かな という印象です プッシュやドライブに対して打ち込むといった攻撃的なプレー向きではないですが、軟らかめのアンチとしては全く出ない という程ではないです 価格改定によって価格が上昇している点は残念ですが、2020年8月現在においても比較的安価な価格帯を維持しているので、試しやすいラバーです 登場してからかなりの年数が経っていますが、プラボールにおいても十分な性能を発揮しているアンチといえますね