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ミディアムスポンジタイプとしては硬さが目立つ
「STIGA mantra M」

プラスチックボールとなってから登場したSTIGAの日本製テンション裏ソフト「mantra(マントラ)」シリーズにはこれまでと同様に異なる硬さのスポンジが用意されています 硬度のラインナップは廃盤となったCALIBRA TOURシリーズと同じで「H・M・S」の三種類のスポンジがラインナップされています

  

パッケージデザインは同じですが、カラーリングでラバーを判別する形となってます mantra Mはピンク系ですね スポンジ硬度の数値等は比較的最近になってから廃止された様です 現在はシンプルに「ハード」「ミディアム」「ソフト」といった様に表記されています 一応「ミディアム」という扱いのmantra Mですが、ドイツ系のテンション裏ソフトと比較すると硬さがあり、弾きの良さが特徴のラバーとなってますね

    

ラバーのロゴ部分には硬度を現す「M」までしっかりと入っているので、スポンジのみに硬度が書いてあるラバーの様な判別のしづらさ というのは無いです スポンジがmantra Hと一見するだけでは分かり辛いので、スポンジ出の判別は難しいですね 打球感はmantra Hと比較すると当然ですがソフトになっています 、他社のラバー中間硬度タイプと比較すると、ミディアムスポンジのラバーとしては硬さと弾きの良さが特徴ですね mantra Hの特徴そのままに打球感の調整や安定性を向上させたタイプです 中間硬度に多いタイプのラバーとしては「安定性と威力のバランス」ですが、mantra Mの場合はそういった傾向からは外れるタイプのラバーです

mantra Hが非常に硬質で食い込ませるには力を必要とするラバーでしたが、mantra Mの場合は食い込ませやすくなっている事で「回転のかけ易さ」という部分では大幅に良くなっています その為、硬さのあるラケットとバランスが取りやすくなっており、組み合わせの選択肢が多くなっている印象です シートの引っ掛かりは非常に良いラバーですが、mantra Hのスポンジが硬く、弾きの強さがネックとなっていた為、ミディアムタイプのmantra Mはやや硬さはあるものの、かなり食い込ませやすくなっていますね フルスイングして食い込ませる様な硬さでなくなっているのは大きいですね

スペック的にはmantra H・Mの差は数値的には同等です 実際にスピード性能に関しては「大幅に違う」という程ではないですが、「球威」に関してはmantra Hの方があり、回転とスピードのバランスはmantra Mといった印象です 弾道はmantra Hの方が硬く、弾きの良さがより際立つタイプのスポンジで直線が強いので、個性的な弾道をしています mantra Mは強い打球の際に食いこませる事が出来る硬さで、弾道のコントロールがしやすいタイプですね 前にも飛ばしやすいですが、ループ系も打ちづらい という程ではないです ハードヒット系の場合はmantra Hの方が適していますね mantra Hはループ系等にやりづらさのあるタイプです パワーヒッタータイプではmantra H ラリーでの安定性と威力のバランスを取るタイプがmantra Mですね

mantra Hでは台上でのドライブの際に弾きが強すぎて打ちづらい部分があったりしますが、mantra Mでは強い打球で食いこませる事が出来る硬さとなったので、台上でのドライブはやりやすくなっている印象です ラバーが弾き過ぎない硬さに落とし込んであるので、ドイツラバーの中間硬度タイプのラバーと比較すると硬さはあるものの、mantra H程の荒々しさは軽減されています 主流の回転系テンションの性質が強いのはこのラバーですね 軟らかすぎないのでフォアでも使いやすい事やラケットの選択肢を多く出来る点等は良いです トップ選手が使用するラバーとしては非常にコストパフォーマンスも優れています 異なる硬度が用意されているので、ソフトタイプのmantra Sから徐々に硬度を上げていく という事も可能ですね ミディアムタイプのスポンジとしては硬さはありますが、威力を落とさずに使い易さとのバランスを上手くまとめているラバーですね

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