名作カーボン3世代目 球持ちの良さが特徴
「ニッタク ルーティスレボ」

中国式カーボンラケット「CP-548」の流れを汲むラケットとして登場した「ルーティス」は特殊素材「G-カーボン」を搭載し、シェークと中国式(コルク付グリップ含)としてリニューアルされましたが、ルーティスレボはG-カーボンから「FEカーボン」へと変更、板厚が少しアップする等の仕様変更されています カーボン特有の打球感を抑えながら、弾性アップを達成しているラケットです

  

ブレードサイズはメーカー表記で「157×100mm」と標準的なサイズです グリップサイズはメーカー表記でSTは「100×24mm」となってます 丸みのあるグリップで、フィット感の良いグリップとなっています 変更点としては先述していますが、G-カーボンからFEカーボンへと特殊素材が変更 板厚がルーティスの「5.5mm」に対し、「5.7mm」と0.2mm厚くなっています プラスチックボールの特性上、飛距離や打球感に硬さが出る為、カーボンの特性を落さずに打球感の調整等が図られている印象ですね

  

  

重量はメーカー表記では「85g±」ですが、この個体は少し重めです メーカー表記でスピードは「ミッドファースト」 打球感は「ハード」となっています 「FEカーボン特有の球持ち」とある通り、カーボンラケットでありながら球離れや特有の硬質で響く打球感は抑えられており、回転のかけやすいラケットに仕上がっています

G-カーボンを採用したルーティスはグラスファイバー×カーボンという特性上、カーボンの特性がやや強めに出ています ルーティスレボはFEカーボンへと変更した事や板厚は厚くなりましたが、フィーリングのよさや回転のかけやすさは維持されているラケットです 打球感がプラスチックボール時では硬さが気になる部分があったルーティスですが、ルーティスレボでは特殊素材変更等の調整によって、飛距離やスピードを確保しているラケットですね カーボン系のラケットですがフィーリングの部分が非常に良い印象です この打球感の影響は大きく、硬めのラバーや粘着系の様なラバーと組み合わせる事が可能になっています 弾性は際立ったタイプのラケットではないですが、プラスチックボール時でも飛距離・スピードのバランスが取れています

ルーティス系のラケットは板厚が薄く、僅かに厚くなったとはいえ、ルーティスレボもこの特徴は踏襲しています なので「しなり」が特徴として挙げられていますが、ルーティスレボも同様にこの部分では「引き続き」といった印象ですね ただし打球感はFEカーボンを採用したルーティスレボの方が寄りソフトに掴みの良さがあります カーボンらしさが強いのはルーティスの方ですかね 打球時の響きや直線的な球筋に調整しやすいのはルーティスです 回転のかけやすさや打球感をソフトにしながらカーボン系の飛距離や弾みを確保する場合はルーティスレボですね

比較した際に差が出るのは粘着系の様な特に硬質なラバーを貼った場合ですね G-カーボン採用のルーティスは硬さや響きでてきますが、ルーティスレボの方は硬さはあるものの響きが抑えられ、バランスが取り易くなるラケットとなっています 硬めのラバーを貼った際に回転のかけやすさと飛距離・スピード等、トータルバランスの良い組み合わせが可能です 球持ちが良くなったとはいえ、ベースはカーボンなので表ソフトとも合わせやすい印象 主流のテンション系表ソフト等では球持ちの良さがある為、球離れで好みが分かれる部分はあるものの、汎用性はかなり高いラケットです

初代のCp-548からより使いやすくなったルーティス 基本的な部分で共通しているのは「薄い板厚+カーボン」ですが、ルーティスレボはそれらの特徴をプラスチックボールによって影響される部分を上手くカバーしつつ、バランス良くまとめているラケットです プラスチックボールによって打球感が硬くなる、飛距離が落ちる部分等を素材変更、板厚を少し厚くする事で対処し、回転のかけ易さを維持しています FEカーボンはカーボンとしては球持ちや打球感がマイルドになるので、硬いラバーと合わせ易いのは大きいですね 重量自体は今回のラケットはやや重めですが、平均重量は比較的軽めです カーボン系の特殊素材としては使いやすいタイプなのでお薦めのしやすいラケットといえますね コスト面も際立って高額ではないです カーボンラケットですが打球感がマイルドに仕上がっており、使い易くなっています 非常に良いラケットですね