IEラバーのロングセラー「レナノス」シリーズをベースにスピード性能をアップさせたタイプ「レナノスブライト」シリーズですが、現在は廃盤となっています(2016年 7月現在) 非常にソフトな打球感とグリップ力が魅力で、回転のかけやすいタイプのラバーとなっています
レナノスブライトはこのソフトとハードの2タイプ用意されていました ソフトは背景が青ですね(ハードは赤) 鳳凰が大きく描かれている、インパクトのあるパッケージとなっています ラバーのカテゴリーはニッタク独自の技術を採用している「IE」ラバーとなってますね
ラバーは日本製です シートのツヤが綺麗ですね スポンジ硬度はソフトが「30.0(メーカーカタログ表記時)となっています かなり軟らかいですね 打球時に良く食い込みます 食い込んだ後の反発力はそれ程強いタイプではないですが、高弾性と比較すると十分な弾性は確保できている印象ですね かなりスポンジがソフトで戻る力が遅いですが、球持ちは非常に良いですね
シリーズの「売り」となっている「グリップ力」は十分ですね しっかりと掴む打球感をしており、回転が非常にかけやすいラバーです スピード性能はメーカー表記では「12.0」となっています 弾性は比較的良い方でしたが、ラバーの進化があったので、これは仕方が無いですね 弾道は綺麗な弧線を描き、クセのない球筋をしています 回転量が際立って多いわけではないですが、ドライブが打ちやすいラバーではあります ハードヒット系はスポンジの軟らかさや弾きが控え目なので、適さない印象ですね もう少し球離れが早いほうが良かったです
引っかかるというよりは「掴む」タイプのラバーで、クセが少なく安定性の高いラバーといった印象です グリップするので回転がかけやすく、ドライブの安定性に非常に優れていますね スピード性能に関してはまずまず といった印象です 既に書いてますが、後発のIEラバー「フライアット」の登場でレナノスブライトシリーズは微妙な立ち位置なった印象ですね コストが抑えられた事やスペック面での強化等でフライアットシリーズの方がより万人受けするラバーとなっています 後発のIEラバーである「フライアット」シリーズの方が性能的には順当に進化しているので、その過程にあったラバーのスペック という印象です 個性的なラバーではなかったですが、IEラバーの良さが出ているラバーで、回転のかけやすさが特徴的でしたね プラスチックボールでの打球時もかなり軟らかかったです ネックとなったのは回転量や飛距離が出しづらい事 ですね プラボールでは少々厳しいスペックですね 回転のかけやすさはプラボールでもそのままでしたけどね これはラバーのスペック上仕方が無い部分です とはいえ、IEラバーの良さが出ていたラバーでしたね