スウェーデンの老舗メーカー「STIGA」から販売されている「MENDO」の「MPSYSTEM」搭載バージョンです。この「MPSYSTEM」とは「MOLECULE POWER SYSTEM」の略で、構造はたしか「天然ゴムと合成ゴムの結びつきが強く、分子の配列がそれぞれ均等」とのことです。
黒をベースにしたパッケージです。背景に分子構造が均等に配置されてるようなイラストが描かれていますね。ヨーロッパメーカーのラバーにしては珍しく、打球感は硬めですね。 中国ラバーのようなカチカチな打球感ではないですが食い込まないため、かなりのハードヒッター仕様となっております
最近のヨーロッパテンション系に比べるとツヤがなくおとなしい印象を受けます。 打った感じはものすごい弾み、という感じはなく、高弾性よりは弾むがテンションよりは弾まない、という感じでしょうか。 シートもサラッとしており、強い引っかかりがあるようには感じられませんでしたね。 意外にも「日本製」です
スポンジが硬いので、思い切り食い込ませるような打ち方してもなかなか食い込んでくれません 相当の力が必要です 使用している選手たちがゴツいヨーロッパ選手ばかりですからね~(SWE ルンクウィスト選手 RUS クズミンスミルノフ選手等)力自慢の方はいかがでしょうか? シートでかけようとしても滑ってしまうので、食い込ませないとこのラバーの真価は発揮できない印象でした かなりのパワーを必要とするラバーですね 素材系ラケットよりは木材系の方がバランスがとりやすいイン所杖した
力が要るので食い込ませないと十分な回転性能は引き出せませんが、ハードヒット時の球質はなかなか重く、いいボールが打てましたね。 スピードは結構出せるラバーです。 回転よりもスピードを重視したドライブならなんとかいけました。飛びすぎないので取り回しは悪くないんですけどね~ この「回転のかけづらさ」が難易度の高いラバーとなってます。
最近のテンションはソフトで回転のかけやすい物が多いですが「MENDO MP」はスポンジが非常にハードで食い込ませる事が難しいラバーです 完全にパワーヒッター用です グルー可能な時代のラバーなので、グルーしようで大きく印象が変わりますが、ノングルーの現在では厳しい打球感ですねえ 「打球感」を大事にしているメーカーらしく硬めにも関わらず手に響かないのはいいんですが・・・・ 完全に「初心者お断り」なラバーですね
※使用選手を間違えましたので訂正しました