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良くも悪くも「量産型」に・・・・・
「海夫 新藍鯨Ⅱ」 38度 已打底

新進のメーカーながら「中国ナショナルチーム」をはじめとするトップ選手が使用し、国内でもスマッシュヒットとなった粘着テンション「藍鯨」です そのラバーの「新バージョン」はテンション効果が持続するというスポンジの「後発バージョン」ですね しかし、弾みや回転が初期ロットに比べて弱体化が著しいですねえ 量産化に伴いコストが抑えられた半面、性能面もダウンしている感じがしますね

 

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パッケージは後期バージョンに改良スポンジを表すシールが貼り付けてあります  このシールによると「永久持続」となっていますが、実際にはひと月も使えば明らかに弾みに差が出てくる感じがしましたね 劣化スピードは「旧」に比べると緩やかに感じましたが、元々のスペックが「旧」等と比較すると違いすぎるため、この辺が「量産型」になってしまった印象がありますねえ

 

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国内でも納得されるほどの品質を誇る「同社」にふさわしい綺麗なラバーですね 粘着は「微粘着」で、「旧」の方が粘着が強かった感じという印象を受けます 見た目にはどの辺が「改良されたか」というのはわからないですね 打ってみるとその違いは歴然で、弾みが明らかに落ちています 「已打底」にもかかわらず、旧バージョンほどの圧倒的な球離れは失われていますねえ その分使いやすくはなっていますが、旧バージョンと比較するとかなり違和感を感じました

回転性能も同じく「旧」と比較すると弱体化が激しいですね スピード性能よりもこっちのほうが弱体化が激しいかもしれません 粘着ラバーの引っかかりが旧と比べると薄くなっている感じがするんですよねえ そのため「旧」にあった強力な弾みと強い回転、という「藍鯨」の売りが、新バージョンでは「ちょっとだけ性能の高い粘着テンション」になってしまっている感じです 重量そのままに性能が落ちてしまっているので、このショックは大きかったですね

「海夫」社の新バージョンは旧バージョンのラバーと比べると価格は安くなっていますが、その分性能も落としている印象が強いですね 消費者にとって買いやすくなることはうれしいんですが、性能の弱体化が著しいため、マイナスの方が大きく感じます 個人的には旧価格でもスペックが中国ラバーの中では突出していたため、十分だったと思うんですけどねえ まあ「新バージョン」も性能は安定しているので悪いラバーではないのですが、「旧」を使用していたユーザーが離れていくのは仕方がないですね その位性能に開きが出てしまっています これは「改悪」レベルでしょう  いい物だっただけに非常に残念ですね

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