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日本市場版ドイツスポンジ 弾性控えめ「コクタク フレンドシップ802‐40」厚

長らく日本市場では代理店を務める「コクタク」から登場している「フレンドシップ(729)」社の回転系表ソフト「802‐40」ですが、中国市場の物と比較すると硬質で低弾性という、クラシカルなスポンジを採用したものとなってます 日本市場版では2種類がラインナップされており(いた?) ドイツスポンジを採用しているのが今回のバージョン 日本製スポンジを採用しているバージョンが「トラスト」という風になっています

  

パッケージはトラスト版と共通で、パッケージに貼ってあるラバー名で判別する形となっています スポンジカラーが違うのでラバー自体の判別は難しくはないですね 日本市場バージョンに採用されているドイツスポンジは現在主流となっている「ドイツテンション」の様な軟らかさや優れた反発があるものではないですね 中国市場にもドイツスポンジバージョンは過去にありましたが、それらも軟らかさと弾みのバランスを取ったタイプです 日本市場版ドイツスポンジに関してはクラシカルな中国表的な硬さと控えめな弾みが特徴となっています

    

トラストのスポンジが薄いピンク~紫の様なカラーに対して、日本市場ドイツスポンジ版はオレンジ系のスポンジとなってます 見た目としては中国製スポンジの様な見た目ですが、パッケージには「ハイテクドイツスポンジ」と銘打たれていますので、ドイツスポンジとして書いていきます 高弾性としてみてもかなり控えめな弾性で硬質な打球感をしているので、ドイツスポンジですが「中国表らしさ」が強い印象ですね

回転性能はプラスチックボールとなった現在の卓球においても非常に優れた性能を有しており、回転を活かしたプレーに威力を発揮しますが、攻撃的なボールを打ち込むには弾性がかなり厳しいものとなってますね  どちらかというとカットやブロックといった際の安定性を優先する様な場合に選択肢に入ってくるラバーです トラストスポンジの方が弾性面や適度な食い込みがある点で優れています 中国市場のドイツスポンジの方がドイツメーカーのテンション表程ではないにしても弾みと軟らかさがあり、硬質で高反発なラケット合わせる事で弾みのバランスを取る事が可能ですね

シートの性能は流石フレンドシップなので、回転性能を最優先にするには良い表ソフトです ですが弾性や球離れがかなり抑えてあるので、使い方を選ぶラバーでもありますね トラストスポンジの方が高弾性ながら弾みの良さが多少あるので、攻撃的なスタイルで使用する場合にはトラスト版の方がよいです キレや中国系独特のクセのある球質はあるので、ここが魅力となってます 中国市場版の802‐40の多くはスポンジが軟らかく低弾性の物が多い為、硬くて低弾性を選ぶ場合には選択肢に入ってくるラバーです 高い回転性能に加えてスピード性能などを求める場合には已打底バージョン等、ハイクラスなものを選ぶことになります 回転性能が非常に高いのはプラボールでも健在ですが、スピードに関してはかなり現在では難しくなってしまっていますし、打球感が硬めに仕上げてあるので、好みの分かれる表ソフトになっていますね

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