「強粘着」でありながら、抜群の弾みを有している「銀河」の最新ラバー「APOLLO」ですが、「已打底」によって更の弾みの増した仕様となっています。 中国テンションの中でもトップクラスの弾性を有しており、中国ラバーでありながら、圧倒的なスピードが魅力になっています
説明不要のスカイブルーの真空パッケージです。 今回は「已打底」ですので、相当の弾みは期待していました。「未打底」でもかなりの弾みを持っていたので、期待値は高かったですね。
粘着の強いトップシートは健在ですねぇ スポンジ面は「已打底」らしく、フィルムが貼ってあります。やはり「中国ラバー」は貼ってしばらく置かないと本来の性能が出にくいため、数日おいてから試打開始しました。 打ってるともう「中国ラバー」とは思えない、圧倒的な弾みですね(〃゚д゚;A 当てるだけで飛んでいってしまうような感じです。 これだけの弾みなのでコントロールが非常に難しくなってしまいますね。
中国ラバーなので若干の重量はありますが、「藍鯨」等に比べると軽めですね。それでも「50g」くらいはありそうですが・・・・飛距離は抜群で、中陣からでもとてもスピードあるボールが直線的に飛んできます。 ただ、飛びすぎのせいかボールの質がかなり軽くなっている印象を受けましたねぇ 「粘着ラバー」としてみると球威は軽く感じました
打球感は「36度」にしてはやや硬め、ですが中国ラバーとしてみると柔らかいほうに入ると思います。ただ、球離れが良すぎるため、食い込む前に飛んでいってしまうような感じですね。 個人的には「末打底」のほうがバランスがよかった気がします。 弾みが上がりまくったためバックでの使用はちょっと厳しくなりましたね。
カット用ラケット(JOOLA 陳衛星)での使用でしたが、ココまで弾みますので、攻撃用だとかなりコントロールが厳しくなるのではないでしょうか。 アニキの感想だと「弾みが強すぎるので、前陣でのコントロールが難しい、カットで少し下がったくらいが使いやすかった」とのことでした。 カットは結構やりやすかったみたいですね。 前陣で使いこなすにはかなり大変なようです。 下がってカットした場合は国内テンションと比べると直線的で速いボールがすべるように飛んでくるため、深く入ってくると非常に処理のしにくいボールでしたね。 タイミング間違えると切る前に飛んでいくそうですが・・・・・・弾みが強いためシビアな調整が必要になっているようです
粘着でありながらここまでのスピードが出るラバーはすごいですね。その分扱いが難しくなっていますが、使いこなせれば強力な武器になります。 小技は力の加え方次第ですねぇ 力を加えて切ったツッツキや押し気味に深い位置へのレシーブなどは距離の調整に当初苦労してましたね。 「已打底」効果はやはり「2~3週間」が寿命のようですね。 従来の粘着テンションでスピードに物足りなさを感じる場合にはオススメです。 ただし、球威が落ちてしまいますが・・・・・ スピード性能に優れる強粘着テンションラバーです