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変化幅と使いやすさの両立
「アームストロング アタック3 L粒」

アームストロング社の代名詞とも言える変化系表ソフトのロングセラー「アタックエイト」ですが、アタックエイトには複雑な事情から、アタックスリーを経て登場しています 性質としてはアタック3の方がより表ソフトらしいスペックで、アタックエイト程の変化幅ではないものの、表ソフトのスピード・球離れと変化幅のバランスが取られているラバーとなっています

アタック3 L粒 (3)  アタック3 L粒 (4)

アタックエイトがかなり目立つパッケージなのに対して、アタックスリーは濃いブルー系のカラーリングとなっています 文字の金色は同じですね アタックエイトの基礎となっている という文章が掲載されていますが、これにはアタックスリー発売当時の事情から「そうせざるを得なかった」様ですね アタックエイトが注目された事で特集が組まれたラバーでもあります

アタック3 L粒 (1)  アタック3 L粒 (2)

粒形状は台形+円柱で配列は縦目です 間隔は少し離れています L粒はアタックエイトのL粒と比べると、一般的な表ソフトの粒と遜色ない大きさですかね 一般的な表よりはやや小粒で粒が倒れやすいので、ここが変化系のテイストがあるシートですね メーカーの説明によると、シートがアタックエイトと比べて若干厚く、より表ソフトらしい と掲載されていますが、これは説明どおりという印象です アタックエイトと比べて打球の安定性と均一性のある飛び方をする為、変化系でありながら打ちやすいラバーとなっていますね

スポンジ硬度は40度ですが、かなりソフトで食い込みが良いですね 打球時にグッと食い込み、飛び出していきます 球離れはそれ程早くない印象ですね 弾道も揺れる様なクセの強い飛び方をするアタックエイトと比べて、スピード系の様な直線弾道が特徴です 弾性はロングセラーの非テンション表 + 変化系なのでノングルーでは物足りない部分はあるものの、変化系全体としてはまずまず といった印象ですね 回転性能はこの手の表ソフトとしては健闘している印象で、プラスチックボールの影響で回転はかけづらいものの、まったくかからない という程ではないです 引っ掛かりは悪くない印象ですね

表ソフトのすべり等が皆無でクセが抑えられているので、変化系の中ではバランスタイプといえるスペックです アタックエイトの変化幅がかなり大きいので印象が薄くなってしまいますが完成度は高く、ナックルの出し易さは秀逸です 軟らかめのスポンジがボールを吸収して止めやすくなってます アタックエイトは強烈な変化幅が最大の武器ですが、粒が倒れやすいので弾きづらさがあったりする為、攻撃的なボールを打っていくには使い込む必要のあるラバーですが、アタックスリーはアタックエイトの難しさを抑えて、スピード系表の特性も併せ持つタイプです 粒がアタックエイトほど倒れないので弾きやすくなっていますね 発売からかなりの年数が経過していますが、プラスチックボールでの使用も優秀です 打ちやすさと変化幅 両立が難しい特徴ですが、アタックスリーはそれが上手くまとまっている印象でしたね

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