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プラボール同時開発表ソフト
「ニッタク ビュートリー」

「プラスチックボール」との同時開発を謳い登場した 「プラスチックボール対応表ソフト」としては第一号ともいえる「ビュートリー」です ニッタク独自の技術「IE」を搭載したラバーで、非常にソフトで食い込みの強いラバーとなっています

ビュートリー (3)  ビュートリー (1)

パッケージはかなり明るいカラーリングで特徴的なものとなっています ラバーの硬度は「30度」とかなりソフトに仕上がっており、打球感が硬くなる傾向にあるプラスチックボールにおいてもボールを掴む感覚が強いです  名前の「ビュートリー」についてですが、これは同社の「ガルゼ」と似たような感じで「ビューティフル+ビクトリー」から来ている造語です ガルゼの「がんばるぜ」よりはいいかな・・・

ビュートリー (2)  ビュートリー (4)

粒の配列は縦目で形状は主流の台形+円柱 やや太めで間隔は少し離れていますね 粒に布目がすこしありますが、回転に影響する程の強い布目ではないです 回転性能は「プラスチックボールでもかかる」と言う通りの性能ですが、コンパクトなスイングでシートで擦るタイプではなく、スポンジに食い込ませながら擦って回転をかけていくタイプですね ドイツ製のような引っ掛かりが強いラバーとは回転のかけ方が異なるので、回転のかけ方次第ではフルに性能を発揮できないラバーともいえます ですがプラスチックで滑らないのは大きいですね

球離れが遅く、食い込みが強いので「弾く」打ち方がやりづらいラバーです 押し込むような打ち方に適しているラバーですね 連打で打っていくというよりはドライブと組み合わせるプレースタイル向けの表ソフトで、速攻タイプではなく攻守タイプに好まれる印象です スピード性能は良く、弾道も食い込んだあとの飛び出しが直線的で表ソフトらしいボールですが「球質」に関してはクセが少なく、受けづらさはないですね ナックル性能は抑え目です 非常にソフトで食い込ませやすいのでカットでの安定性がテンション系よりはビュートリーの方が高いですね ただ食い込みが強いので、打ち込んでいく際に好みが分かれる印象ではあります

全体的な印象としてはバランスタイプですが、いわゆる「表ソフトらしい」と言う感じではないですね スポンジ硬度が「30度」なので当然とはいえますが、かなり球離れが遅い印象です 早い打点でもコントロールできるだけの軟らかさがあるので使いやすいですが、食い込みが強すぎるので球離れを追求する場合はラケットを硬質にする事が必須です 回転性能やスピード性能は高いレベルでバランスが取られており、どの技術もやりやすいのはグッドです ドイツ製とも中国製とも違う「日本製らしい」表ソフトではありますね 回転をかけるには少々慣れが必要なラバーですが、総合的なスペックは高いラバーです  打球感に好みが大きく出るのがネックですか これ以外はコストパフォーマンス良いですし、使いやすい表ソフトですね

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