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世界初のソフトラバー 表ソフト版
「ヤサカ オリジナル A-1」 

現在のラバーの礎をとなる「ソフトラバー」の原点であるラバー 「オリジナル」には裏ソフトと表ソフトがあり、今回は「表ソフト」版です  表ソフトには2種類の粒が用意されており、今回は「大粒」にあたる「A-1」です 発売から相当な年数が経過しているラバーで、まさにソフトラバーの「レジェンド」ともいえる存在ですね

オリジナル(表 A-1) (3)  オリジナル(表 A-1) (1)

パッケージは非常にシンプルですね 白ベースに黒文字でヤサカブランの名前、赤でラバー名とプレーヤーのシルエットのみとなってます 背面にはこのラバーの歴史が書かれていますが、ソフトラバーの発売から約60年というのは驚きですね 改めてラバーのの発展を実感します このオリジナル表ソフト版は「厚」が最も厚いスポンジとなっていますね

オリジナル(表 A-1) (2)  オリジナル(表 A-1) (4)

パッケージもシンプルですが、ロゴもまたシンプルです 右下の方に「A-1」と刻印されています A-1の粒は太め という事ですが、回転系表のようなタイプではなく、やや太め といった程度です 粒形状は円柱ですね やや間隔が離れているのが特徴です 現在の表ソフトの主流は台形で粒が大きめ 回転がかけやすいタイプですが、オリジナルの粒形状は「変化系」に近い印象を受けます

スポンジは軟らかめで食い込ませやすいタイプですが、食い込み後の反発は抑え目なので飛ばしづらいですね 球離れも早すぎず、滑りが少ないので打ちやすい印象です 「抜群のコントロール」という事をメーカーが謳っている通りの性能で、確実に返球できるラバーとなってます 弾性はクラシックタイプの表ソフトの中でも抑え目ですね 攻撃性はそれ程高くないラバーですが、ナックルの出しやすい所が特徴です 当てるだけで確実にナックルに出来るので、表ソフトの特徴やコツを掴むのに適しているラバーですね 回転性能はそれ程高くないです プラスチックボールの影響でこれは更に顕著になる所でしょうね

ロングセラーの代表的な表ソフトである「スペクトル」と比較すると、単体での使用が難しいラバーですが「変化系」としてみると、クセの少なさの割にナックルが出しやすいので、使いやすい変化系としては良いですね スピード・回転共におとなしいですが、表ソフトらしい直線的な弾道とナックル等、表ソフトの基本性能はしっかりと有しています プラスチックボールでの打球の際にもナックルは良く出ていますね また、滑りが少ないのでレシーブのしやすさがグッドな点でしたね  威力不足は流石に否めないです コントロールとナックルに重点を置くのであればお勧めできます

後はカット用としても使いやすいタイプですね 極薄までラインナップされているので、弾みを調整しやすいです キレはと変化のバランスが良いので、表カットの最初の一枚 としてもお勧めしやすいラバーです 発売されてから相当な年数が経過していますが、使い方次第ではまだまだ現役なラバーですね 優れたコントロールとナックルでブロックに威力を発揮します

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