「陳 衛星」選手が開発に関わり、使用した実績のある粒高ラバーです。 ヨーロッパ製の「粒高」というのはあまり馴染みがなかったのですが、性能的にはバランスが良くなかなか安定をしているようですね
旧パッケージは緑+黒がベースでなおかつ「タコ」の足のようなものが前面にきてますね なかなか「らしい」パッケージです。 厚さは0.5mmです。 手に取ってみるとホントに薄いです。 貼るのもそうですが、はがす際もスポンジが破れる可能性があります 注意が必要です ラバーは「日本製」ですね
見た目は「TSP」社の「カール」系に似ているラバーですね。 打った感じも「カールP-3」に感じが近いそうです。違いと言えば、「P-3」に比べて変化が出し易く、切る際も自分で調整がしやすい、という感想です。当初このラバーは「陳 衛星」で使用していましたが、その時は「あまり飛ばず、自分で飛ばす必要があったのでカットするのに力が結構いる」という感じだったそうです。 なので、しばらくお蔵入りになっていました。
抑えめの赤や粒形状は「カール」に確かに似てますね ですが、細かなところではかなりの違いがあるようです 粒は細めでやや軟らかいので倒しやすいタイプです 弾性は抑え目なので「ダーカー 7P-2ADF」の様な弾むタイプのカット用ラケットで使用できるのは大きいですね。 ある程度反発のあるラケットの方が弾性のバランスが良くなり、変化、キレの調整がかなりやりやすくなったとのことです。 前陣でもプッシュやブロックもやりやすくなり、総合的なバランスが取れている印象です スピードを出すタイプの粒ではなく、失速具合が大きいのでカット向けの粒ですね 異質ではブロック主体のプレースタイル向けといった印象です
受けた側からみると、ボールが滑るように低いボールが飛んでくるので、長いボールの場合はオーバーするかどうか見極めが難しくなっていましたね。 キレもかなりのキレがあります。変化幅も結構ありますね~ 短いボールがゆるく低く飛んできた際などは小さくゆれたりしてました。 キレ+変化のバランスはどちらかというと「キレ」よりです。 でも変化もあるので、総合バランスはかなり高いラバーです 粒単体の攻撃性はそれ程高くないので、組み合わせるラケットにより、プレースタイルを選択する必要がありますね カット用としてはキレの良さが特徴で、異質用としては「ブロック性能」が特徴的でしたね