スピード系表ソフトに近い変化系「巨龍 BLAST」

巨龍から登場している今までの表ソフトは半粒としては「粒高」よりのスペックでしたが、今回の「BLAST」は半粒らしいクセを持ちながら「スピード系表ソフト」に近いスペックを持っています クセの強さが非常にある為、扱いやすいラバーではないですがスピード性能が上昇し、変化系としての完成度が高まったラバーとなっています

 

ブラスト (2)  ブラスト (3)

パッケージは宇宙をモチーフにしたものですね 隕石が爆発したようなデザインが施されています 巨龍にしては珍しいデザインですかね ラバーの厚さは「2.1mm」となっており、日本のメーカーや一部のドイツメーカー等が「特厚」としてラインナップしている厚さです

ブラスト (4)  ブラスト (1)

ラバーの質感は中国系表そのものです 粒の配列は縦目で形状は円柱 やや太めですね 間隔は少し開いています 少しだけ粒が高く、押すと倒れますが、粒高のような軟らかさではないので打球に影響はないですね 粒の布目は無いです ロゴが大きめなので、ブレードの小さいラケットには注意が必要です 弾性はこのタイプのラバーとしては弾む方ですが、非常にすべりが強いので扱いづらいラバーですね ただ、同社の似たラバーである「612」と比較するとこちらの方が格段に使いやすくなっています

ラバーのスペックは「テンション表」となっていますが、テンションとしてみると弾性は抑え目ですね 打球感はやや硬めですが、紅双喜の「651・652」等に代表される様な表ソフトよりは若干ソフトです 中国表としては珍しくない硬さです 球離れは少し早めで弾道は極めて直線的 ここまでは一般的な表ソフトですが打球するたびにナックルが出ていますね 初速性能やスピード性能は変化系としては良いですがクセの強さがある為、 受ける事を嫌がられる程の変化が通常の打球で出てしまいます 変化形表としては非常に優秀ですが、通常の打球にも神経を使う程シビアなラバーとなってますね

回転性能に関しては意外にもかかるんですが、かけるのはかなり難しい印象ですね すべりが強いので、ぶつけながら擦るような回転のかけ方になります 回転をかける局面がかなり限られてしまう印象でしたね このラバーは「変化+スピード」が最大の武器となっているので、回転を利用する方がラバーの特性が活きますね ドライブやツッツキ等をこのラバーで行うには相当な難しさがあります 回転のかかったボール受けた際の変化幅は相当大きく、揺れ方はかなりのものですね スピードが出るので粒高より攻撃的なボールとなります

半粒のバランスとしては名作「563」や「アタック8」と比較するとクセが強すぎるので慣れを必要としますが、受けるだけで落とすような強烈なクセ球とスピード系表のような初速と弾道はこのラバーの魅力の一つです また、角度調整が相当シビアな為、大雑把な角度での打球は即、すべりに直結します 極端に角度を出す程度で慣れまでは丁度良い印象でしたね また弾みが落ちてくると特に弾きづらさが目立ってしまうので交換する目安としてはわかりやすいラバーです 細かな修正を必要とするラバーで扱いやすいラバーではないですが極めて高い変化性能を持つラバーです