振りぬきやすくスイングが加速する
「TIBHAR SWING Ⅳ-S」 

ベースのラケットである「TIBHAR Ⅳ-S」のラケットを科学的にカットしたことによりこの形状となった「SWING Ⅳ-S」(スイングフォーエス)です 見た目はかなりインパクトのあるらけっとですが、「科学的にカット」というのは確かな様で、振りぬきやすく、ドライブが打ちやすいラケットとなっています

  

TIHBARの中国式は珍しく二種類のグリップが存在しています 今回は「中国式コニック」を使用です コニックとはいえ極端に細くないので、ストレートの感覚に近いですね ラケットサイズは「156×132mm」程度 グリップが「83×23mm」程度ですね この形状のラケットはこれ以外にも存在しており、他には「CHILA SWING」としても展開されています こちらのベースは国内では廃盤となった「シーラオフェンシブ」をこの形状にカットし、更なる超軽量を実現したラケットになっているようです

  

  

ラケットの重量は平均「80±g」と軽めのラケットですが、スロベニア製は結構個体差が大きく、重量の差が意外と出てしまいます 板厚は平均が「7.1mm」と厚めですね ノーマルの「Ⅳ-S」はかなりソフトで球持ちが良いラケットでしたが、今回の「SWING Ⅳ-S」は若干硬めで弾きの良いラケットに感じます この辺りが北欧系のラケットとは個体差のバラつきがある印象ですね ベースが同じラケットなので、ここまで極端に打球感が変わるのは驚きでした

重量に対してラケットがかなり軽く感じるのも印象的ですね その為、合計重量よりも軽く感じます 形状の関係で通常の中国式より先端にスイートスポットがありますね これにより、台上・サーブ等の小技はかなりやりやすく感じました 印象としては日本式と中国式の中間的なラケットですかね 結構違和感無く打球できるラケットでした フィーリングはベースである「Ⅳ-S」同様に良いので、裏ソフトであればラバーを選ばないラケットですね 個体差が大きいので、ラケットにより替えないといけないような事があると困りますが・・・・ラケット自体はフィーリングの良い5枚合板なのでクセがありません 欲を言えば弾みがもう少し欲しい という所でしょうかね

スピードよりも回転のかけやすさが特徴的で、安定してドライブを打ち続けることができる印象でした 強打系は少し失速しますかねえ 硬めの固体に当たると結構弾きますが、従来のⅣ-Sはソフトでフィーリング重視なので、表ソフトのようなラバーは不向きですかね 弾く際に少し持ちすぎてしまいます メーカーの表記と個体差が出てしまうのは困り者ですね ただ、ソフトな固体とハードな固体、共通しているのは「振りぬきのよさ」ですね それだけに打球感や重量が大きく変わってしまうのはもったいない印象でした

見た目で敬遠されそうなラケットですが、「科学的」というだけあって、かなりスイング時に無駄なく振りぬけるようになっています そして加速しますね なので、非常に打った後がスムーズに振り切れます ラケット自体もそれほど大きくないので、切り替え氏などもかなりやりやすいラケットです 現在は「ANDRO」と契約している「エロワ」選手が使用していた事でも有名なラケットですが、トップ選手も使用するのは納得です ラバーの転用が利かないのはネックですが、スイングスピードが出ない場合や前陣で連打するようなプレーに威力を発揮するラケットですかね いいラケットですが、使用までに踏み出す勇気があるかどうか ですね