国内でも比較的認知度があると思われる中国メーカー「銀河」ですが、知られているラバーのほとんどは「裏ソフト」だと思います。 このメーカーで表ソフトというと「天王星」がありましたが、ITTFリストから外れており、公式試合で使用することは現在できません・°・(ノД`)・°・一応持っているので、そのうち使用はしてみる予定です。 異色な「半粒高」というカテゴリーに属するこのラバー 個人的なイメージとしては当たり外れの多いこの手のラバーの中で結構いい線いってるなー、という感じでしたが・・・・・
緑がベースになっていて「宇宙」っぽさがでてますね~ ちなみに「冥王星」は「太陽系の惑星」から外れてますので、最果てじゃなくなってしまったんですよね。 今回使用してる厚さは「1.5mm」です。この厚さの割にはよく弾みますので、少し驚きました。 ラケットは「老双喜」で使用していますが、ボールが滑らずにきれいに直線的な弾道で飛んでいきます。 「半粒高」ではありますが、表ソフトよりのスペックかなぁ、というのが第一印象でしたね。
粒の配列は「横目」で、粒は小さめです。 粒の形状が円柱で変化の出やすい設計になっていますね。押してみると粒が少し倒れるような感じで、いい変化が出ます。 粒についている布目が強く、しっかりとした回転もかけることができました。過去に使用した半粒高というのは中途半端な感じが強かったですが、このラバーは打ってよし+変化が特徴的で、異質選手のバックにはいいのではないかと思いました。
いかにも中国ラバーらしい感じですね。 このラバーは粒に妙な光沢があり、キラキラ光ってるんですよねぇ ちょっとこの辺は今までみた表ソフトにはない感じでしたね。 半粒高らしく、いやなボールが飛んでいくので、受ける側としてはかなりやりにくい球は出てましたね。 ほかの粒鷹と比較して違うところは、このラバーはスピードが出るんですよ。 しっかりと振れば表ソフトらしい直線的なボールがきれいに飛んでいくので、攻撃にも十分つかえますね。 ほかのものはかなりすべりが強く、回転がかかるものでも回転をかけるのが難しかったりしたんですが、このラバーは角度さえ間違えなければドライブも打てます。
正直、「面白い」という感じがしました。 戦術の一つのパターンとして使用するとかなり面白い速攻ができると思いましたね。 バック側で変化を入れて相手を振り回しながらチャンスボールをたたく、というような異質の速攻タイプにはかなりいいと思います。 通常の粒高だと、慣れられてしまい打ち込まれてしまうこともあると思いますが、このラバーは変化のほかにスピードがでるので速いボールが手元で少しだけ揺れて、手元が狂う、というようなこともあったりしましたね。
感想としては、半粒高表系の中ではかなり打ちやすかったですね。 回転がかかりなおかつ変化も出るので、メインで使用するというよりはバック面で変化入れるプレーに多用したほうがこのラバーは活きると思いました。 速いボールがすべるように飛んでくるのでレシーブが差し込まれたりすることもたまにありましたね。 半粒高ですが、どちらかというと「表ソフト寄り」、という感じがしたラバーでした。