ミズノというと「総合スポーツメーカー」のイメージが強く、あまり卓球に力を入れている感じではなかったのですが(90年代の卓球用具はお世辞にもいいものとはいえませんでした・・・・)近年では「中国ナショナルチーム」とシューズの契約をしたりするなど、卓球にもかなり力を入れてきているのはカタログを見ているとよくわかります。 そんなミズノがかなりの野心を持って市場に投入したと思われるこのラバー・・・・ 価格に見合う性能でした
先鋭的なデザインです ブランド前面に出てきてますが、個人的にはバックのデザインは好きですね。最新テクノロジー使ってますよ、という感じがよく出ていますね
表ソフトのトップシートとは思えないくらいツヤがあります。きれいで高級感のあるラバーですね。粒の配列は横目で、太め、形状は台形ですね。 中国ラバーに見慣れているとこのラバーは見た目で驚きますね。 そのぐらい質感の違いは歴然です。 品質管理の高さがすごいですね。 このラバーは「ドイツ製」なので、品質面では折り紙つきですね
アップにするとツヤがあってしっとりとしているのがよくわかります。 このラバーは「未来」を感じさせたラバーですね。 今まで使ってきたラバーとは全然違います。 まず、表ソフトでありながら通常に打球してもボールが直線的ではなく、裏ソフトのような弧を描くような感じでボールが飛んでいきます。 少し回転がかかってるんじゃないかなぁ、という感じですね。 回転性能に関してはもう文句なしですね。 ものすごくかかります。これは国内で流通しているラバーの中ではおそらく最高クラスの回転性能です
ドライブを打っても粒の引っ掛かりがよく、回転量はかなりのものです。 「角度打ち」が表ソフトの基本ですが、このラバーに関しては「ドライブ」を使ったほうが有効かもしれません。 テンション系なのでスピードも申し分なしにでますから、スピードと回転の両立を高い次元で達成していますね。 変化については、ほぼ皆無、といったほうがいいですね。このラバーで表ソフトのナックル系の変化はだせませんでした。 そのかわり回転系のショートなどはかなり回転がかかるのでやりやすかったですね。
卓球再開してしばらくしてから購入したのですが、その性能の高さにびっくりしたラバーです。 ただ、昔からの表ソフトユーザーとしては「これは表ソフト?」というようなボールの質でしたね。 裏ソフトの移行からはかなりスムーズにはできますが、表ソフトの特徴の大半はなくなっています。 球離れの良さはそのまま残り、ナックル系の変化と直線的な弾道がなくなってますねぇ・・・・
それ補うのが抜群の回転量なわけなんですが、回転をとるか変化をとるかは難しいところですね。 性能は文句なしの高性能なので、一度使ってみる価値はありますよ。ドライブを多用するタイプの速攻選手や回転重視のテンション系の表ソフトを探している方には結構お勧めです。打球感がやわらかくて手に響かないですが、反発力がかなりあるのでコントロールするのが少々難しいですね。当てるだけでも飛んでいくような感じなので慣れるまで少々大変です。
あまり卓球用具のイメージがわかないメーカーですが、かなり「本気」であることはわかりました(;´▽`A“ ラケットなども結構いい評価うけてますし、今後どのような用具が登場するか楽しみですね。