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進化した中国系テンション 更にスピードアップ「ヤサカ 翔龍Ⅱ」

「マークV」や「ラクザ」シリーズといったラバーの人気シリーズを抱える日本メーカー「ヤサカ」から登場している粘着系のテンションラバー「翔龍」の第二世代バージョンである「翔龍Ⅱ」です 初代と比較するとよりテンションタイプの色が濃くなり、弾性が大きく向上したラバーとなっています

  

パッケージデザインは基本的に同じですね 龍のカラーリングが紫となっている点が特徴的です 硬度は初代と同じ「47~52°」となっています 大きな違いとしては弾性が向上し、より飛ばしやすくなっている点ですね 後述しますが、これにより弾道等にも変化が出ている印象です

     

ラバーの方も見た目的には大きな違いはないですね 微粘着でそこまで強い粘着を帯びたシートではないです ロゴがしっかり「翔龍Ⅱ」となってますね 中国ラバーとしては比較的軽量ですが、国内・ドイツ系といった主流の裏ソフトのトップ仕様のラバーを比較しても極端に重量があるタイプではないです 打球感は中国系のやや硬さのある打球感とテンションらしい弾きの良さがあり、良いところ取りをしているラバーとなってますね

翔龍と比較していくとスピード性能は大きく向上しており、特に前に飛ぶ力が強くなった印象を受けます 中国ラバー色が色濃く、その中でも使いやすさがあったのは翔龍ですが、こういった部分を抑えてスピード性能を大きくアップさせているのが翔龍Ⅱですね 回転性能自体に極端な変化はないですが、弾みや飛び出しが良くなった分、掴んで飛ばす 弧線を作る という部分ではテンションラバーらしくなっている為、ここはコントロールする際に修正が必要になってきます 中国ラバーとしてみると非常に良い弾みと球離れを有し、日本・ドイツ系のテンションと比較すると硬さはありつつも弾み過ぎずコントロールしやすいラバー という印象です スポンジは同じ硬度ではあるんですが、前作の方が掴みがあり回転のかけやすさはあったかな という印象ですかね

中国ラバーらしさの中で使いやすいのが前作の翔龍でしたが、よりテンション系らしい飛び出しや弾み方をするようになったのは翔龍Ⅱの方ですね これによりスピード系のボールが中国系としては非常にハイスペックとなっている印象です また中国ラバーらしい球質のクセも備えており、バウンド後に少しボールが動く、滑る という様な特徴あるボールが出せる点は中国系の利点を失っていないですね 中国ラバーと日本製などのテンションラバーの良さが両立したラバーです 加えて比較的重量が軽いですから、総重量を抑える事が出来るのも良いですね 十分な硬さがありながら、硬すぎる事がないですが前作と比較すると球持ちが抑えられ飛び出しが速くなっています 前作からより攻撃的になった印象ですね しっかり振って飛ばすタイプのラバーではありますが、中国ラバー特有の飛ばす事の難しさが大幅に軽減されているので、中国ラバーからの移行には適しているラバーとなってますね 弾性の劣化は比較的緩やかで弾性の不規則さ等も皆無です

コストパフォーマンスは高騰しているトップ仕様のラバーと比較すると抜群に優れており、劣化の緩やかさもあるので長期的な使用が可能なのも優れている点ですね ここは特筆すべき特徴です 粘着ラバーの特色が強く出て、クセが強く扱いが難しい というのもこのラバーにはないですから、総合力の極めて高いラバーに仕上がっています 中国系で更なる使いやすさであれば前作の方となりますがより進化し、隙がなくなったバランス型のテンションラバーに仕上げ、幅広いプレースタイルに適応するラバーとなった印象ですね

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