攻撃用としても性能が高い「VICTAS VS>401」 2.0mm

商品ラインナップが比較的高額な物が多く、リーズナブルな商品が多い「TSP」と比較すると「トップ向け」の仕様となっている 「ヤマト卓球」社が展開する新ブランド「VICTAS」 2012年現在、社長を務める「松下 浩二」元日本代表がカットマンということもあり、カット用に関しては並々ならぬ意気込みを感じます この「VS>401」は「カット用ラバー」として展開されていますが、攻撃用としても優れた性能を発揮するラバーです

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パッケージは赤一色という、非常に目立つパッケージです カット用というと、回転性能とコントロールが重視され、弾みに関しては抑え目のものが多いですが、「VS>401」では現代卓球に適応している為、抜群のはずみを確保しながら、カット時には回転がかけやすく、ボールが綺麗に失速します

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シートに粘着を持たせた とメーカーにはありますが、実際にはかなり粘着の質は薄いです 微々粘着 という感じですか 粘着ラバーが苦手な方でも問題を感じる印象はないですね ロゴはシンプルで管理番号の新しさが「新ブランドらしさ」を感じさせます ラバーの密度が濃く、粒が詰まっている為かかなりラバーが重いです 弾みは厚さの割に弾みが良いですが、ラバーがボールを掴んで飛ばすため、極端な飛び出しはそれ程ない印象です (カット用としてみるとかなり弾むので驚きましたが) 薄い粘着ですが抜群にシートの引っ掛かりがある為、かなりシートでこする感覚の強いラバーですね 非常に回転がかけやすいです

ここまで弾むとカットがやりにくいのではないだろうか? と疑問に感じましたが、カット時には驚くほどボールが失速し、低い弾道が出しやすいようです「攻撃時には弾むが、カット時には驚くほどボールが落ち着く コントロールがやりやすい」との事でした 実際にボールが通常のテンションより失速が早いので、ボールが短く返球されていることが多い印象がありましたね ガチガチのスポンジではないので、カット時や攻撃時に適度な食い込みがコントロール性を高めているようです また、下がった位置からの打球でもボールが伸びてくるので、カットからの反撃の際に悩まされる「飛距離」の問題がこのラバーでは大きく解決している印象がありますね

カット用という位置づけですが、タイトルの通り「攻撃用」としても、かなり使い勝手のいいラバーです 方向性としては「テナジー25」のような感じですが、こちらのほうが球持ちがよく、回転がかけやすい印象ですね 前陣で特に安定性が増すラバーです 台上などで飛び出さないので、小技の処理はかなりやりやすい印象があります ドライブだけでなく、強打も安定しますが、どちらかというと「ドライブ」の方が安定するラバーですね 強打の際に少し球を持ってしまうので、強打系に関しては好みが分かれる印象です ラケット等で打球感を調整するとより攻撃用としてバランスが良くなるラバーですね

カットの際には短く返球でき、攻撃時には抜群に弾む 非常に回転がかけやすく、弾みが良い割にコントロールしやすい 重さがある方がカットマンには好まれる傾向が強いので、まさに「カットマン」をターゲットにしたラバーです さすがカットマンのレジェンドである「松下 浩二」元日本代表がこだわり抜いて開発したラバーですね 攻撃用としてみると、前陣での速いテンポでラリーを支配する速攻タイプに受け入れられるラバーです 意外にも攻撃に関しては下がり目でもあまりボールが失速しないので、これは大きな強みですね テンションですが、コントロールがやりやすいので、既存のテンションが弾み過ぎて扱いづらいと感じた場合はこのラバーはオススメです 重量があるので、攻撃用として考える場合は調整が必要ですが、総じてバランスの良い、優れたラバーでしたね  一味違う「カット用ラバー」です