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高いグリップ力+弧線「XIOM OMEGAⅣ PRO」2.0

XIOMのトップ用に位置づけられているテンション裏ソフト「OMEGA」シリーズからラインナップされている「OMEGAⅣ」はプラボールに入れ替わる前にはすでに登場しているラバーですが、プラボールの影響が少なく、高いグリップ力を発揮しています 流石に回転性能は厳しくなっていますが、かつてのトップ用としての性能を有するラバーとなっています

  

OMEGAシリーズは基本的にこのデザインですね 最新の「OMEGAⅦ」に至るまで、シンプルなデザインです ただし「OMEGAⅦ」の方はカラーが施され、より分かりやすくなっています スポンジ硬度は「47.5°」と、プラボール以前のトップ仕様のラバーには多く採用されていた硬度です プラボールで打球すると硬さは無く程良いグリップ感を有し、回転のかけやすい硬さとなってますね

    

ラバーの質感は光沢のあるシートでやや肉厚 スポンジもこの世代の物では一般的な気泡のあるものとなってます 極薄シートで引っ掛かりの良いタイプやハードな粘着タイプのシートやスポンジがプラボールとなってからのトップ仕様のラバーは主流なので、世代による差がラバーに出ていますね 先に書いた通りプラボールでも高いグリップ感を有しており、回転をかけた際の掴みが特徴的なラバーです 球離れが早いタイプでは無いですが、しっかりとつかんだ後に弧線を描いて飛ぶラバーですね 際立ったスピード性能を有しているタイプでは無いですが、テンションラバーの弾性は確保できています 気になる点としては厚さの割にかなり重量がある点ですね その為かなり総重量に影響してきます 弾性よりも回転性能を重視したスペックなので厚の場合では弾性の面で物足りなさもありますね

このラバーの後に登場する「OMEGA V」がプラボール仕様でのラバーとあって回転のかけやすさやグリップ感、そして回転性能は大きく上昇する事になる為、流石にOMEGA Ⅳを選択肢とするのは非常に厳しいスペックとなっています 更に価格改定で大幅なコストアップが選択肢から外れるのに追い打ちをかけている印象ですね 改定後の価格で後発のラバーと実売もほぼ同価格となるので、相当な理由がない限りは選択肢には入らなくなっています 前世代となってしまっていますが、プラボールでもスリップしないグリップ感はドライブを打っていて非常に安心感はありますね

既に役割を終えているラバーで、後発のOMEGA Vシリーズや2022年時点では最新の「OMEGA Ⅶ」シリーズを使用する方がプラボール登場後のラバーなので最適化されています グリップ力やスピード性能・回転性能は明らかに差が出ていますね 重量もあり弾性や回転性能も前の世代となると、選ぶ理由がない印象です VEGA以上OMEGA新型未満の価格帯であれば、トップ用としての入口的なラバーには ですかね VEGA同様に登場してから期間の長いラバーですが、VEGAには「コストパフォーマンス」というのがやはり利点としてはありますからね しっかりと回転をかけて飛ばすには弾みすぎる事が無いので良いですが、スペック的には厳しいものがあります 弧線弾道と高いグリップ力は健在で、回転をかけて飛ばす事を重視したラバーですね

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