独自路線の日本製テンションとして登場した裏ソフトラバー「Q」シリーズもトップ仕様と位置付けたのはこの「Q5」で3世代目となります シリーズ初なる「Q3」から回転・スピード性能共に大幅な進化を遂げており、幅広いプレースタイルに対応するラバーとなっています
パッケージはこれまでの物と比べるとデザインは基本的には同じですね ゴールドのラインがQ5の特徴となっています スポンジ硬度はシリーズ共通でメーカー表記では「47度」となっています これは他社の日本製やドイツ製等といった、日本での主流となっているテンションタイプとは若干の硬度差がありますが、打球感としては硬すぎる事は無く、トップ仕様に位置するタイプのラバーとしては程良い食い込みとなっている硬度です グリップ力の高さが大きく向上しており、より回転のかけやすいラバーとなっています
スポンジカラーが特徴的ですね 濃い紫系でざらついたスポンジとなってます シートは張りが良いですが落ち着いた質感です 球離れはそれ程早いタイプのラバーではなく、前述したとおり打球時のグリップ感に特徴があります グッと食い込んだ後に飛び出す印象です 硬すぎる事が無いスポンジ硬度の効果で、特殊素材系の硬質な打球感を有するラケットとも打球感やグリップ感を損ねる事が無いのは大きいですね スピード性能はやや抑えめながらも高い性能を有している印象 回転性能の方に重きが置かれているスペックのラバーですね 回転性能に関してはシリーズ最高性能といって良いです グリップ力の高さからスリップする様な事もなく、確実に捉えて回転をかけて飛ばす事が可能になっています 弾道はやや直線が強い傾向にはあるものの、弧線・直線共に作りやすいタイプですね その為バランスが良い印象を受けます ラバーの重量が日本製テンションとしてはややあるものの、ドイツ製のトップ仕様と比較すると非常に軽く、極端な重さとはなっていないラバーです
シリーズ初のQ3からは大きく進化しており、特に回転性能の向上は目を見張るものがある印象です 優れたグリップ力もあり、ラバーの大幅な進化を果たしています 特に優れている点としては対上回転・下回転とシーンを選ばない所ですね 台上での打球や少し下がって打ち合うといった幅広い部分で安定した性能を発揮するラバーです その為、プレースタイルをあまり選ばない印象ですね 前~中陣といった範囲をカバーできるラバーとなっています 下がった位置からスピードや飛距離を獲得するには、ラケットとの組み合わせが必要となってくる印象ですね
3世代目ともなると大幅にスペックが進化しており、更に万能型になったラバーです フォア・バックを選ばない点や回転のかけやすさ・グリップ感の良さが大きな特徴となってます 程良い硬さでトップ仕様にある「硬い・弾みすぎる」といった部分を抑えてあるラバーですね 非常に幅広いプレースタイルに対応できる印象です また、トップ仕様の日本製テンションとしてはコストパフォーマンスが高く、耐久性や弾性の劣化も比較的緩やかです 強打を主とするスタイル向けではないですが、ドライブを中心に組み立てるスタイルからカット主戦のスタイルまで対応できるラバーとなっています 穴の無いスペックに仕上がっているラバーと仕上がったラバーですね