ハードスポンジを採用 弾きが強く「バタフライ テナジー05ハード」

圧倒的な回転性能を誇るトップシートに特徴的な「スプリングスポンジ」を採用した驚異的なスペックのラバー「テナジー」 そのスプリングスポンジをハードにし、より硬質な打球感となったタイプがこの「テナジー05ハード」です 抜群の引っ掛かりのトップシートに硬く、弾きの良さが加わった事で飛び出しが強くなっている点が特徴です

  

パッケージはデザイン統一後に登場したラバーなので同じデザインです ベースのテナジーは登場して非常に長い期間が経過していますが(2008年発売) ボール変更後も圧倒的なスペックである事は証明されており、多くのトップ選手が使用しています スポンジをより硬くする事でトップ選手に対応したラバーとなっています とはいえトップ選手中においてもハードヒッター向けのラバーという印象です

  

シートの質感は説明不要ですね 非常に綺麗でツヤのあるシートです シートのテンション効果は相当に高く、明らかな違いが出ています ロゴ部分には「05」の下に「HARD」の文字がある事が分かります スポンジ硬度はノーマルのテナジーのスポンジ硬度がメーカー表記では「36°」であることに対し、05ハードは「43°」と7°も引き上げられています これは現在同社のラバーとしては最上位に位置している「ディグニクス」シリーズよりも硬いものとなってます(ディグニクスシリーズは40°) そのため打球感に明らかな硬さがあり、ノーマルのテナジーの様な打球時に軽く掴む様な打球感は無いですね 非常に硬く、弾き出しの強さが特徴です 非常に重量もあります

弾性の強さに加えて弾き出しがかなりあるので、回転をかける事はかなりパワーが必要になっている印象です シートの引っ掛かりが抜群なので、シートの力で回転をかける事は可能ですが、ラバーのスペックをフルに発揮させるには非常に強い打球でスポンジに食い込ませて回転をかける必要があります 軽く引っ掛けるだけではスポンジが弾き出してしまうので、テナジーの表面的な部分でのみ回転をかけてしまう印象です 相当な力を必要とするラバーに仕上がっていますが、特徴的な弧線弾道やバウンド後の伸びは流石「テナジー」といった印象 ただこのボールを出す為には相当なパワーが必要ですね

通常のテナジーのスポンジは強めの打球である程度食い込むものの、テナジー05ハードではそういった部分は全くないラバーです 非常に強いインパクトで食い込ませることでこのラバー本来のスペックが発揮されます 食い込みや引っ掛かりが強すぎる といった部分は軽減されたものの、重量や硬さの関係で威力を出すハードルが相当に高くなっています 超ハードヒッター仕様のラバーです 回転の影響を受けやすいシートなのでレシーブ時には特に気を遣う というのは変わらずですね ハード版ではテナジー05と比較すると前に飛ぶ力がスポンジの影響で大きくなっている為、飛ばしやすくなっています 下がった位置からのドライブや前陣でのカウンター等で前に飛ばせるのは大きいですね 飛距離も非常によく出るラバーです 非常に硬く重量のあるラバーなので相当な力を必要とするラバーですね テナジーの打球感が物足りない場合に選択肢に入ってきます 際立った性能である事は間違いのないラバーですが、ネックとなるのは非常に高額である事や最高の状態が長く続かない点ですね 特にラバーの劣化スピードは非常に早く、弾性が一気に落ちていきます この状態になってしまうと硬くて飛ばなくなってしまい、テナジーの利点は失われますね シートも非常に繊細なので、痛みの早い点も気になる所です 耐久性や継続性という部分はプロスペックのラバーなので度外視して、最高の状態を短期間でも発揮させるラバーです テナジーが登場してからここは変わっていないですね コストパフォーマンスは無視されたラバーで圧倒的な性能を最優先としたラバーです 相当な硬さでパワーヒッター仕様のテナジーとなっています