省仕様+回転重視シート プラボール対応版
「紅双喜 テンキョクⅡブルースポンジ」39度

中国代表が多く使用しているメーカー「紅双喜」には「国」「省」「普」と大きく分けて3つのグレードでラバーがラインナップされており、代表的な粘着ラバー「キョウヒョウ」等が知られています 現在ではテンキョク自体の国や省クラスのラインナップは非常に珍しくなってきていますが、その中でも回転を重視したシートである「テンキョクⅡ」にブルースポンジを採用したバージョンは非常に珍しく、プラボールとなってからはまさかの登場 といったラバーですね

 

    

パッケージはプラスチックボールになって登場した「テンキョク3-60」と同様のパッケージですね デザインは違いますがフィルムで封はされておらず、かなり簡素になっています 紅双喜のグレード分けを見分けやすくしている点はラバーの形状ですね 省クラスにあたるものは「六角」となっています スポンジ硬度は39度です 軟らかさとかなり軽量になっている印象を受けますね

    

テンキョクだけでなくキョウヒョウの方も「Ⅱ」に関してはあまり数は多くなく、珍しいといえます シートの質感はこのクラス以上となってくると明らかに良くなりますね 均一でムラのない粘着がさすがは紅双喜といった所です 特徴的な濃いブルーのスポンジです

打球感は非常に軟らかく、球持ちが良いのがこのスポンジの特徴です ラバーの特徴である直線的な弾道はスピードドライブ時に発揮されますが、ループドライブ時に弧線が作りやすくなっている点が大きな特徴ですね 弾性はそれほど高いラバーではないので、ラケットで弾みを稼ぐ必要があります シートの摩擦力と回転のかけやすさは紅双喜のハイクラスのラバーといったスペックで、キョウヒョウと比較するとラバーの性質上回転性能は譲るものの、テンキョクのクセを抑えて使いやすくしながらも、特徴的な弾道や中国ラバーらしい独特の球質を維持している印象です クセ球を優先させるタイプのラバーではないですが、使いやすさとクセ球のバランスをとるには良いラバーといえます

回転のかけやすさと個性的な弾道が特徴のラバーですが、カウンターを打っていく際に掴みすぎてしまうので、この辺りはラケットでカバーできれば といった印象 食い込んだ後の飛び出しはかなり控えめですね 台上でのドライブやレシーブ時の安定性は非常に優れています 細かな部分での操作性は優れていますが、もう少し飛び出しが早い方が良いですね

テンキョクとしては非常に使いやすくなっていることが大きな特徴ですね クセはかなり抑えられています 通常版と比べて球持ちはかなり良くなっており、弧線が作りやすくなっている点が最も大きいですね テンキョク3-60と比較すると弾性はこちらの方が優れています 飛距離の面でもやや出る印象です 幸いラバーの重量が比較的軽量である事や食い込みの良いスポンジである為、反発力の優れたラケットと合わせやすいラバーとなってます 弾性はある程度ラケットで引き上げる必要がありますね 粘着ラバーとしては優秀なスペックではありますが、已打底が施されていないと弾性面に関しては少し厳しいですね らしさはおとなしくなったラバーですが、クセが少なく使いやすくなっています ネックなのはキョウヒョウの省仕様にあたる「省狂」と比べると更に希少性が増している事や希少性の高さから来るコスト面ですね 更にバランス型である「Ⅲ」ではなく回転を重視しした「Ⅱ」は数が少ないので、継続使用が難しいものとなってます とはいえテンキョクの省グレード版がひっそりと登場したのは驚きでしたね