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微粘着シート+ハードスポンジ 攻撃性が向上
「VICTAS VS>402 Double Extra」旧パッケージ

非常に硬質なスポンジと微粘着シートを採用し「カットマン専用ラバー」として登場した「VS>401」をベースに、厚さを「MAX」までラインナップする事や硬度を若干落とす等、攻撃用ラバーとして調整をしたテンション裏ソフト「VS>402 Double Extra」です 硬度は「50±3」とハードヒッター仕様に仕上げられていますが、打球感は意外とソフトな点が特長となっています

  

新しいパッケージの物は銀を基調にした物となっていますが、旧タイプの場合「VS」シリーズは赤を基調にしたデザインとなっています パッケージ自体はシンプルな作りですが、402の文字を立体的にする等、凝った部分もありますね

  

シートはドイツ系のツヤのあるタイプです 粒の配列は横目となってます ややロゴが大きい点が攻撃用ラケットに貼る際には気になる所ですか  冒頭でも書いていますが、メーカー表記でスポンジ硬度は「50±3」となってますが、打球感はヨーロッパメーカーの同程度の物と比較すると、食い込みが多少あり、硬度程の硬さではない印象ですね 意外な打球感をしています シートは微粘着タイプですがそれ程微粘着の恩恵は無いですね、更にプラボールでは擦ると滑る印象です 食い込ませて打つラバーですね

弾性はMAXまで厚さがラインナップされた事でより攻撃的なプレースタイル向けのラバーとなっていますが、他社のトップ仕様でハードスポンジのドイツテンション系と比較すると飛距離やスピードは抑えてある印象 とはいえラケットで十分カバーできます 印象としては前陣に適したスタイル向けのテンションラバーです 硬度の割に食い込ませやすいので食い込ませて打つドライブが打ちづらい というのは無いですね 球離れも極端に早いタイプでは無い為、テンションとしてはコントロールしやすいタイプです 弾道は弧線が強く、回転性能の高さを活かしたタイプのラバーです

カット用としてみると、厚相当にあたる「2.0mm」から更に攻撃力を上げる事に成功しており、下がった位置からのカットで距離が出せる事やドライブに対してのカウンター等、VS>401では下がりすぎると厳しい部分のカバーが出来る様になっています VS>401の非常に硬く、重いスポンジからは大きく異なる打球感となっている点が移行を難しくしている印象ですが、攻守のバランス 特に攻撃時の威力と安定性を重視するラバーとしてはバランスの良いラバーです

プラスチックボールでは若干シートの滑りが気にはなるものの、回転性能は良好です 弾みすぎて回転がかけづらい という事がドイツ系のラバーしてはあまり無いですね 50°クラスのラバーとしては打球時に食い込みがある点が最も意外でした 下がった際に飛距離やスピードの面で物足りなさはあるものの「前~中陣で弾みすぎずに硬めのラバー」となった場合に選択肢に入ってくるラバーです ネックなのは回転性能を重視したタイプのラバーしては若干物足りなさがある点ですかね 良好ではありますが「優秀」とまではいかない印象です 微粘着の影響はそれ程無い上に擦ると滑ってしまうのは残念です 摩擦力がもう少し欲しい所ですね テンション特有の際立った弾性や飛び出し方はしないですが、弾みの良さと回転性能は備えており、攻撃・カットどちらのプレースタイルにおいても攻守のバランスが取りやすいタイプのラバーとなっています コストパフォーマンスも良く、汎用性の高いラバーという印象でしたね

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