このサイトでは google adsense を利用しています

新バージョンはドイツテンションチック
「海夫 BAISHAⅡ 已打底 35度」

「藍鯨」をはじめとする、新世代の中国ラバーを多数展開している「海夫」から登場していた「BAISHAⅡ」ですが、旧バージョンは「中途半端」な感が否めない、同社の中では微妙なラバーでした。 この新バージョンは同じ名前ですが、全くの別物といってもいいラバーへと変貌しています

 

DSCF1644.jpg  DSCF1645.jpg

 

パッケージは旧バージョンとほぼ同じで、シルバーを基調にした同社おなじみの真空パッケージです。 新バージョンでまず驚いたのは、弾性が飛躍的にアップしていますね。 35度というソフトな打球感でしっかりとスポンジに食い込んでから飛び出していく感じはまさに「テンション」です。 「已打底」効果も相まって、かなりのスピードが出ます

DSCF1655.jpg     DSCF1656.jpg

 

しっとりとしてツヤのあるシートは、数ある中国ラバーの中でも屈指の品質のよさですね。 旧バージョンは全く粘着がありませんでしたが、新バージョンも同様です。 ただしこちらのほうが引っかかりがいいですね。 シートが大幅に改良されているようです。新バージョンはスポンジが特徴的で「明るいイエロー」という派手なカラーリングが特徴です

前述のとおり非常にスピードある打球が可能で、テンション特有の球離れと金属音も旧バージョンとは大きく異なります。フォア・バックどちらでもいけそうですが、回転性能が「藍鯨」シリーズと比べるとこのラバーは物足らないため、球質は軽くなってしまいますね。  球質がドイツテンションっぽい感じです。 かなり飛ぶ割には打球感がソフトでコントロールしやすく、つかいやすいテンションになってますね。

回転量は落ちますが引っ掛かりがいいので、ドライブは結構やりやすかったですね。 スピードが出るのでスマッシュやスピードドライブなどはかなりいいボールがでますね~ 球質が軽いので狙い撃ちされやすいですが・・・・ 相手をスピードで上回るように意識するといいと思います。 ハードヒッターだとスポンジが食い込みすぎて打ちづらいかもしれません。

ドイツテンションと違うところは「暴発しない」というところでしょうか、ドイツテンションは当てるだけで勝手に飛んでいきますが、このラバーは力を加えてはじめて飛び出す感じなので、ドイツテンションと比べると守備系の技術がやりやすいです。台上のレシーブなどは特に違いが出ますね。

回転量は落ちますが使いやすさと威力が両立されたいいラバーですね。 スピードを重視する方にはオススメです。 旧バージョンではホント「中途半端」なラバーでしたが、新バージョンはスピードタイプのドイツテンション風、となってますね。

tti-labo更新情報はこちらから
PR