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プラスチックボール対応として登場 弧線弾道が最大の特徴
「ニッタク ファスタークP-1」

トップ仕様ラバーとして広く認知されている「ファスタークG-1」を先頭に人気の高いシリーズ「ファスターク」を「プラスチックボール対応」としてラインナップされた「ファスターク P-1」です 既に登場しているファスタークとは大きく異なり、ラバーのグリップ力と弧線弾道が特徴となっています

ファスタークP-1 (1) ファスタークP-1 (2)

パッケージは基本的に同じデザインですね ファスタークG-1が「青」 S-1が「赤×白」 C-1が「銀×黒」 そしてこのファスタークP-1は「金×黒」とゴージャスなカラーリングとなっています スポンジ硬度はG-1と同じ「37.5°」ですね ですがP-1の方が打球時の「掴み」が相当強い印象ですね 流石にプラスチックボール対応を謳っている通り、滑り知らずです スペックはG-1と比較して若干のスピードアップとなっています 反対に回転性能は極僅かですが減退 となってますね

ファスタークP-1 (3)  ファスタークP-1 (4)  ファスタークP-1

質感はドイツ製特有のツヤのあるシートです 既にラインナップされているファスタークシリーズは基本的にはシートやスポンジを組み合わせて多様なニーズに答えていますが、P-1は新たなシート・スポンジを採用しており、系統としては他の三種と異なります 特に打球感やグリップ力・弾道に関しては既存のファスタークとは大幅に異なりますね その為「ファスタークの延長上にある」とは言えないラバーになっていますね

比較していくとトップ仕様のファスタークG-1は硬めのシート&硬めのスポンジで打球感も球離れが早めですが、ファスタークP-1は同硬度のスポンジを採用している打球感ではないですね 若干の球持ちの良さがあります シートも軽い打球でグリップする程で、ファスタークシリーズを打っている印象では無かったです ファスタークではない と言われても不思議ではないです 中でもハードヒット系に大きく差があり、軽い打球でも掴んでしまうP-1はG-1と比べるとハードヒット系には不向きなラバーとなっています

特徴としてはファスタークらしいシャープな弾道ではなく、主流の回転系テンションの様な大きな弧線弾道となってます これにより非常にドライブの安定性が増していますが「球質」に関してはクセが無くなり、ファスタークの特徴が失われてしまっている印象ですね 打球時の食い込みと掴みの影響で回転は非常にかけやすくなっています G-1と比べて万人受けするタイプのラバーではあります 特に食い込ませて回転をかける打ち方には良いラバーですね 反面、G-1と比較するとサーブ等に難がある印象です これはシートの影響ですかね G-1の方がシートでしっかりと引っ掛かる強さがある印象でした

回転性能はG-1と比較して若干ですが減退している印象は否めないですが、メーカーが公表している数値以上の差がある印象ですね グリップ力の高さやラバーの掴みでしっかりと回転をかけた感覚は良く伝わりますが、回転性能は際立った物ではなく、安定してドライブを打てるタイプ といった印象です スピード性能に関してはメーカー数値ではG-1を上回っていますが、実際の印象としてはG-1を数値で引き離している程の印象ではないです 食い込んだ後の飛距離やスピードと回転のバランスが特徴ですね ハイレベルでまとまっているラバー という印象です ただ「ファスターク」シリーズではないラバーですね ラバーの特徴が大きく変わっています ハイスペックなラバーではありますが「ファスタークらしさ」を求めるのは難しいですね ラバーのスペックとしては汎用性が高く、トータルバランスの良いラバーには仕上がっています ファタークシリーズとしては異端のラバー と言った印象でしたね

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