硬めのシートにややソフトなスポンジを組み合わせた、ファスタークシリーズのバランスタイプ「C-1」です ファスタークG-1の硬さが程よくなり、トータルバランスの良くなったラバーに仕上がっています
パッケージデザインはシリーズ共通で、カラーリングで判別する様になっています ファスタークC-1は「銀×黒」ですね シリーズ中では一番控え目なカラーリングをしています
ファスタークC-1はシートは「G-1」のスピンテンションシート スポンジは「S-1」のソフトストロングスポンジを組み合わせています その為、打球感の印象としてはファスタークG-1が若干ソフトになったという、イメージしやすいラバーですね ファスタークG-1で硬く感じた場合にこのC-1でバランスを取る事が可能になっています
硬く、弾く力の強いファスタークG-1に対してC-1は打球時に食い込ませる事が若干ですが容易になっており、ドライブのかけやすさがアップしています シートの硬さはG-1と同じですが、スポンジ硬度がG-1(37.5°)と比較して若干ソフト(35.0°)になっているので、この「2.5°」の差が数値以上に出ていますね シートのグリップ力にスポンジの食い込みが加わった事で、万人受けするラバーとなっています
スペック的にはG-1より極僅かにスピード性能がーカー表記ではアップしている様に掲載されていますが、その差は僅か「0.25」です 回転性能は「0.25」減退していますが・・・ 回転量やスピード性能に関してはファスタークG-1とほぼ同等 といってもよい印象ですね シートがG-1と同じタイプなので明らかな性能差は感じませんでしたが、G-1の方がよりハードで当たりの強い打球にも負けない力強さのある印象ですね 対してC-1はバランスの良さが非常に優秀で、フォア・バックを選ばない適度な硬さと球離れ 木材・特殊素材を選ばない汎用性の高さ等、万能性の高いラバーという印象です G-1程の硬さが無いので、幅広い層に受け入れられるラバーという印象ですね
G-1のグリップ力の高いシートとS-1のソフトで反発の良いスポンジのバランスが非常に秀逸です ファスタークG-1の硬さや弾きで回転がかけづらい場合にC-1のソフトなスポンジが使いやすくしてくれます 特にG-1の弾道から大きく変化してしまった「P-1」よりはC-1の方が弾道はそのままでドライブが打ちやすくなっていますね 一瞬食い込んで前に飛ぶタイプなので、距離感に修正が必要です G-1の難しさをマイルドにして使いやすくしたラバー といった印象ですね 非常に優秀です