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前陣でバックハンドを制する「紅双喜 天弓3」 2.1mm 35度

紅双喜の代名詞ともいえる「強粘着」ラバーとは大きく異なる性質や質感を持つラバー「天弓Ⅲ」です 主に「フォア」で使用されることの多い同社のラバーですが、この「天弓Ⅲ」は「バック」に主眼を置いたラバーのようで、バックハンドにおいては高い安定感を誇る優れたラバーに仕上がっています

 

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パッケージに派手さはなく、白をベースとしたシンプルな物となっています 硬度が3種類あり、今回は中間である「35度」をチョイスしました 同社のラバーは一般的に「硬い」物が多いですが、このラバーはそのイメージを大きく覆しています 天弓はなぜか「ⅠとⅢ」しかありません Ⅱは開発の途中でボツにでもなったのでしょうか

 

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中国ラバー独特の質感は皆無で、一見すると日本国内のラバーと言われても遜色のない質感です 粘着はなく、しっとりとしたつやのあるシートです ロゴもシンプルですね スポンジの気泡が大きく、見た目にはほぼ日本系のテンションです スポンジは弾力がありソフトで包み込むような打球感ですね 弾みはそれほど強くなく、やや強め、といった印象です 特殊素材系との相性がよさそうですね

 

ボールをしっかりとつかんで飛ばすので、非常に高い安定感がありますねー バックハンドに関しては「なんでもできる」印象がありました 非常に弾む特殊素材系(バタフライ アムルタート)との組み合わせで使用していますが、ボールをしっかりとつかんで飛ばすので、しっかりと「持つ」感覚が弾むラケットでもあるのは驚きました 球持ちはかなり良いですね シートに強い引っかかりはあまりなく、食い込ませて回転をかけるタイプのラバーです ただし回転はそれほど高い性能ではないですねえ 弾道は綺麗な弧を描くんですが、重いボールという物は感じられませんでした

 

回転に関してはそれほど特徴的な物はないですが、すべての技術をこなせる「バランスの良さ」が最大の特徴ですね これだけソフトなラバーにもかかわらず、ハードヒット系の技術がかなり安定します 加えて台上でのレシーブを積極的に打っていける等の「影響の少なさ」も個人的には良かったですね アニキによると「バック用としてはとてもバランスがいい 回転を除けば、前陣で何でもできる」とのことでした 早い打点で打ちながら安定させる事が可能なので、前陣でのプレーを主戦場にしている方にはうってつけのラバーです

いい意味で「紅双喜らしくない」ラバーです バック用としては相当いいですねコレ 個人的にはかなり好きなラバーでした ネックなのは中国ラバーにしては「高額」な事ですかね~ もう少し価格が落ちてくると使いやすいんですが・・・・ 弾みの劣化が緩やかなので、長くは使えるラバーです ん~可能であれば「グルー」を使いたいですね~ 隙のないバランスタイプのラバーです

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