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トップ仕様に近い性能 回転性能とスピードのバランス「バタフライ グレイザー」

卓球業界をリードする日本メーカー「タマス」社のブランド「バタフライ」がプラスチックボール対応のトップ仕様として登場させた裏ソフト「ディグニクス」シリーズ  際立った性能を有したラバーですが、非常に高額なラバーとなっている事やトップ仕様という事で扱いの難しい面のあるラバーです そのハイスペックな部分を有しながら使いやすくしたタイプのラバーがこの「グレイザー」です 高反発・高回転性能といった部分を備えながら食い込みの良さ等があり、万能タイプのラバーに仕上げたタイプのラバーとなっています

  

パッケージはすべてこのデザインとなっており、名前とカラーリングで判別する という形に現在はなってます これについてはわかりづらさが全く無いとは言えないですね 名前が大きめではありますが、ディグニクスやテナジーといったシリーズは高額なシリーズですので、注意して手に取る必要があります

    

ディグニクスシリーズのスプリングスポンジXがレッド系のカラーに対し、グレイザーではグレーのスプリングXとなってます スポンジ硬度は09Cが44°で他は40°がディグニクスシリーズ グレイザーではグレイザー09Cは42° グレイザーは38°と少しだけ硬度を抑えたスポンジとなってます 打球感は意外にも硬さと弾きがあり、ディグニクスに似た部分がある印象ですが、掴みの良さがグレイザーにはあり、回転がかけやすくなっている印象です シートの引っ掛かりが良く、ディグニクス程の硬さがない為、ここが扱いやすさとなっていてディグニクスと大きく異なる点ですね

テナジーとロゼナの関係ではテナジーはトップ仕様、ロゼナは性能は良好ですがスプリングスポンジを採用していながらもかなり性能的には抑えた部分がありましたが、グレイザーに関してはかなりトップ仕様に寄せたスペックとなっている印象です グレイザーに関してはグリップ力と弧線弾道+前に飛ぶ力 といったバランスの良さが特徴です しっかりと回転をかけたループドライブ、スピードドライブどちらも打ちやすいタイプです 飛距離も出る為、かなりトップ仕様の特徴を備えたラバーであり、隙のないスペックを有している印象です 極端に上に上がりすぎる・前に出すぎる というラバーではないのが良いですね

シートがディグニクス程硬いタイプではないので、引っかけやすい点ややや軟らかいスポンジの影響で、トップ仕様の性能を備えながら扱いやすくなっているラバーです 耐久性はかなり良く、シートが痛みにくい事や弾性の劣化が急激ではない点が特によいですね 他社のトップ仕様と価格帯でも被ってくるラバーですが、長く使用できて使いやすい かつトップ用に近い性能 というのは大きな魅力となってます ディグニクスへとシフトする前段階のラバーとしてはやや軟らかさがあるものの、ディグニクスと比較して ですから、グレイザー自体が軟らかすぎる という事はなく、他社の50°強のスポンジ硬度のラバーを使用していない場合ではややカチッとした打感となっています テナジーのように薄く擦るだけで引っかかるタイプでもないですから、回転をかけるにはしっかりとインパクトする必要があるラバーではありますね

価格差=性能 というのを結構縮めているな というスペックのラバーです シート・スポンジの耐久性の良さや打球時にややディグニクス的な硬さや弾きを有しつつも、回転のかけやすさやコントロールのしやすさがあるラバーです 他社のラバーと比較すると価格帯でトップ仕様と競合するため、高額に映るラバーではありますが、ディグニクス程の性能が必要ない場合や他社のトップ仕様が硬すぎる・飛びすぎるが、威力と安定性を求めていく場合には優れた選択肢となるラバーです 回転性能・スピード・コントロールのバランスが非常に高いレベルで備わっているラバーですね ネックらしいネックがないラバーです ここまでトップ仕様寄りで妥協が見られないラバー というのは凄いの一言に尽きますね

 

 

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