日本参入は比較的最近の「andro」ですが、他社のドイツメーカーと比べると「日本人好み」のラバーが非常に多いように感じます。 その「andro」からスマッシュヒットとなったこの「plasma430」はソフトな打球感と繊細なボールタッチを可能にする非常に優れたラバーでした。
化学式や元素っぽいイラストがかっこいいですね。 androのテンション系ラバーは「テンゾーバイオス」なる技術が搭載されており、その特徴は「グルー時に近い打球感や性能を保持している」というものです。 確かに打ってみるとあのグルー時のソフトな打球感と金属質の打球音がこだまします
しっとりとしたツヤのあるトップシートです。品質の高さはきわめて高く、管理がかなり行き届いている感じですね。 最近の高価格帯テンション系と比較すると若干価格が抑え目なのも魅力的です。 感想としては性能は申し分なくアニキは「コレをメイン使用で考える」との事でした。 カット用にしては少し弾みすぎるので、厚さ調整(今回はMAX使用)をして使ってみようかな、という感じでしたね。 打球感がとてもよく下がり目のポジションでも飛距離・威力共に出せるため、カットからの攻撃に転じる場合でも非常にやりやすいとの事です。
裏面でも少し使用してみましたが、飛び出す感じではなく食い込んでからボールを弾くような打球感は非常に好みの打球感ですね。 ソフトなのでハードヒット時にはちょっと食い込みすぎるかなぁ、とは感じましたがやりにくいということはなく、しっかりとボールを打つことが可能です。
品質の高さ・高性能・・・どれをとっても申し分なしな感じが個人的にはしました。 他社のドイツテンションとは完全に一線を画してますね。 性能が偏重せずに安定しており、どの技術もそつなくこなせます。 このラバーの成功がのちの「ロクソン」シリーズや「ヘキサー」シリーズへと続いていくんですねぇ、「挑戦的で新しい」所も魅力的なメーカーです