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シリーズ中バランスが一番良い
「紅双喜 MEMO2」 39度 2.15mm

紅双喜からシリーズ化されてラインナップされている「MEMO」シリーズ 全体的に「キョウヒョウ廉価版」の印象がついており、個人的にも「うーん」な感じのラバーですが、この「MEMO2」はシリーズ中では一番使い勝手の良い物になっています

 

MEMO2 (1)   MEMO2 (2)

 

パッケージはシリーズ物なので、他の2種と同じですね 明るい色のカラーリングとなっています 硬度が39度となっていますが、キョウヒョウ等のスポンジと比べるとソフトで食い込みのよい物になっています ラバーも軽いので、扱いやすくなってますね

 

MEMO2 (3)   MEMO2 (4)

 

ラバーの質はそれほど悪くなく、この辺は「紅双喜らしい」と言えます 粘着は強めですね 打球感は弾力があり、同社の他の粘着よりも球持ちがかなり良い印象です シートでも食い込ませても回転のかけやすい物になっているので、打ち方をあまり替える必要がないのは大きいですね 従来の粘着ユーザーからすると食い込みすぎる印象があるようです
弾性はそれほど悪くないですが、弾みは従来の粘着から+α程度ですかね 粘着テンションにはさすがに及びません シートの引っかかりもキョウヒョウ程ではないかなあ 悪くないんですが、キョウヒョウ程の強い引っかかりは感じられませんでしたね 安定感はある印象です 回転をかけるときにスポンジがつかむ感じのある粘着は同社にしては珍しい印象でしたね スポンジの影響で強打系がやりづらくなっていますが、ドライブに安定感を持たせたい場合は意外とおススメです

 

全体的に性能を落として使いやすくしている印象ですが、粘着を初めて使うにはいいかもしれないですねコレ 従来の粘着ほどのクセがないですし、ボールが適度に弾むので、このラバーから粘着テンションへ移行するというのはアリかも 非テンション粘着よりは弾むしソフトなので、ショート系等の「止める技術」がやりやすいです 前陣での取り回しが良いので、弾むラケットであればスピード不足は若干解消されるのではないでしょうか バランスを取りすぎて中途半端な印象もありますが、総じて使い勝手のよいラバーです ステップアップ用の粘着としてはおススメ出来るラバーですね

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