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新パッケージ  「国球 超音速」

国球のブランドとしての歴史は意外に浅く「1997年創業」となっています 設立当初は現中国代表男子監督の「劉国梁」氏をパッケージに使用する等、それなりにインパクトはあったのですが、最近では「劉国梁」氏の写真は使用しておらず、「契約が切れた」等の関係があると思われます

 

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新パッケージは超音速の名前の通り「戦闘機」をモチーフにしたパッケージとなっています 国球のHPを見る限りではかなりラバーの刷新が行われているようで、同名のスポンジ違いバージョンなどはかなり除外されています この「超音速」も例外ではなく、旧パッケージにあった「日本スポンジバージョン」は現在存在していないようです

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シートやスポンジ等の質感は一見すると「旧バージョン」と見分けのつきにくい物となってますね やや大き目な粒に横目の配列は回転系の特徴その物です 「国球」は大手メーカー「729」のOEMでもありますが、729製の表でもある「球持ちの良さ」や「柔らかさ」はあまりないように感じました 前回使用したバージョンと比較すると「すべり」がありますね これが「高級」と「普及版」の違いかもしれません 回転はかけづらくなっていますが、その分「ナックル」が出しやすくなってます より「中国系表らしい」感じになってますね

 

球の離れは比較的良い方で、直線的な弾道になります ですが弾性は非テンションなのでそこまで強くはないですね ラケットの弾みで不足分を補う必要があります 厚さの割に(1.9mm)しっかりと弾けばスピードはまあまあでるので、下がらない方にはとり回しのいいラバーではないでしょうか 失速も早いので下がられると厳しいですが・・・・・ 個人的には7枚合板との組合わせ(コクタク オーラ中国)は結構好きでした

 

「729らしさ」はあまりないですが、「ナックル」等の「表らしい」面も出ているので、クセ球は出しやすくなってます 反面、回転系のシートに割に「すべりがある」ので、回転力が若干失われている感じですね 729表ユーザーの方は違和感あるかもしれません 弾みがそれほどないので、前陣でのプレーや台上、ブロック等の細かな技術はかなり安定します 滑りに若干の慣れは必要ですが、それを差し引いてもかなり使いやすい表には変わりはないです

 

特殊素材との相性もそれほど悪くはない印象でしたので(アバロックス 馬文革カーボン) 中国製非テンション表にしては特殊素材と合わせやすい印象でしたね 他の特殊素材との相性も気になるところです 中国製表を試しに使ってみるなら 「紅双喜製」よりはこちらの方がいいと思います(紅双喜製はかなり硬いです)  滑りも適度にあり、変化と使いやすさのバランスの両方が欲しい方向け、という印象でした

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